コメント
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さいこー(*´-`) 続き気長に待ってます!!
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
中太 🔞(オメガバース)
昼休み 学校の屋上にて
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
ガラ、(生徒会室の戸を開け
太宰治
太宰治
太宰治
僕はΩだ。αなんかじゃない、下劣な生き物。
小学校の頃に其れを知り、周りにバレない様必死に隠してきた。 バレた時には、もう自分の居場所なんて何処にも無いから。
…特に、中也には。
太宰治
中也は正真正銘のαだ。
中也とは幼馴染だけど何かと反りが合わなくて、何時だって争ってきた。
勉強だってスポーツだって、負けるものかと必死に喰らいついた。
今更Ωだとバレて、負けを認めたくない。 下に見られたくない。幻滅されたくない。
太宰治
太宰治
太宰治
…本当嗤える、中也を好きになるなんて。
此の気持ちは隠し通す。何があっても。
大丈夫だ、僕は優秀だ。今や皆、僕をαだと認める。失敗など有り得ない。
などと、たかをくくっていた罰だろうか。 最悪な出来事が起こった。
其の日は先生に急用が入ったとの事で、代わりに見回りをしていた。
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
太宰治
江戸川乱歩
乱歩さんは此の学校で唯一僕がΩだと知っている先輩だ。
ずば抜けて頭が良く観察力もあると言う噂は本当で、 見事に僕がΩだと当ててみせた。
流石に焦り、パニックになっていると、 「大丈夫。僕には番が居るから」と優しく言った。
最初は警戒していたが、誰にも僕がΩだとは言っていない様だった。
其れからは第二の性の事であったり、勉強の事であったり、何かとお世話になっている。
江戸川乱歩
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
素敵帽子君。中也の事だ。…矢張り、乱歩さんに隠し事は出来ない。
太宰治
江戸川乱歩
江戸川乱歩
江戸川乱歩
そう言ってぴょん、と横に来る。
太宰治
江戸川乱歩
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
太宰治
太宰治
江戸川乱歩
江戸川乱歩
太宰治
太宰治
江戸川乱歩
江戸川乱歩
江戸川乱歩
乱歩さんの言う通りだ、こんなに弱気になって悩むなんて僕じゃない
そんな事は解っている、解っているけど。
…矢張り、未だ怖い。
ああもう、本当に苛つく。中也の所為で僕はぐちゃぐちゃだ。 中也の所為でこんなに苦しむなんて。
太宰治
ドクッ、
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
拙い、真逆本当に今来るとは。彼奴の事考えただけで発情するとは。
抑えなければ、と必死で鞄の中の薬を探そうとする。
太宰治
駄目だ、力が入らない。成すすべ無く其の場に崩れ落ちてしまう。
江戸川乱歩
江戸川乱歩
太宰治
どんどん息が荒くなる。喋る事すらままならなくなりそうだ。
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
太宰治
ドク、ドク…、
脈が治まってくる。視界がぼんやりと虚ろになる。
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
江戸川乱歩
太宰治
未だ震えが治まっていない己の脚を無視し、無理矢理立ち上がる。
…が、直ぐ力が抜けてしまった。
太宰治
江戸川乱歩
乱歩さんは自身の胸に倒れ込んできた僕を確りと支えて呉れた。
太宰治
太宰治
と安心したのも束の間、本当に最悪なのは此処からだった。
中原中也
奥の教師からガラリと音をたて、出てきたのは中也だった。
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
先刻の余韻で声が震える。
中原中也
太宰治
そう言い乍ら、倒れ込まぬ様必死で乱歩さんにしがみつく。
中原中也
中也が一瞬顔を歪める。
太宰治
江戸川乱歩
太宰治
江戸川乱歩
江戸川乱歩
江戸川乱歩
太宰治
太宰治
中原中也
江戸川乱歩
中原中也
江戸川乱歩
中原中也
江戸川乱歩
江戸川乱歩
中原中也
江戸川乱歩
中原中也
江戸川乱歩
江戸川乱歩
江戸川乱歩
江戸川乱歩
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
中原中也
太宰治
懸命に走り、何とか学校を出る。最悪だ、
太宰治
太宰治
太宰治
校庭の時計に目をやる。針は六時四十分を示していた。 薬局は八時に閉まる。此処から駅まで行き電車に乗るのだから急がなければ。
太宰治
太宰治
数時間後、中也の家
中原中也
中原中也
中也の父
中原中也
中也の父
中也の父
中原中也
中原中也
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ
とまとぅ