津由希
桐生 夕陽、、、
津由希
必ず、必ずお前を殺す!
津由希
っ
京司
おーおー走ってっちゃった
京司
、、、フフ
「楽しくなりそ♡」
津由希
タッタッタッ
時雨
あっ来た!
紫冬
っ!あいつ、覚醒して、、、
津由希
お前たちに協力する
津由希
俺も強くなる、だから!
津由希
、、、桐生 夕陽を殺す手伝いをしてくれないか?
紫冬
っ!
時雨
、、、もちろんだよ
紫冬
俺たちが殺すのも
「夕陽なんだからな」
時雨
落ち着いた?
津由希
はい、だいぶ
紫冬
にしても思ったより早かったな覚醒
時雨
そうだねぇ
時雨
明日か明後日くらいだと思ってたのに
津由希
あの、、、
時雨
?
津由希
すみませんでした!
津由希
すごくひどい突っぱね方をした気がします
津由希
俺、なんか怖くて
時雨
ふふっ全然いいよ~
時雨
そりゃ、知らん人からあんなこと急に話されたらびっくりするよね
津由希
それで、
津由希
覚醒や人間文庫のこと、
津由希
、、、桐生 夕陽のこと
津由希
もっとちゃんと聞かせてくれますか?
紫冬
ああ、ついて来い
時雨
はいここ
津由希
なんですか?ここ
紫冬
俺達の隠れ家だ
紫冬
いつ夕陽が来るかわからない
紫冬
できるだけ目立たないところでできるだけ守りを固めてる
津由希
な、なるほど
時雨
入って入って〜
津由希
お、おじゃましまーす
津由希
(、、、思ったより普通の家かも)
時雨
あははそんなビクビクしなくていいよー
時雨
俺、お茶淹れるね
津由希
あ、ありがとうございます
紫冬
それで、人間文庫の話の前に、
紫冬
お前、何があった
津由希
えっと、学校から帰ったとき、
津由希
家の玄関の前で、、、は、母が倒れてて、
津由希
し、死んでたんです
津由希
そ、それで
津由希
(涙がっ、唇も震える)
紫冬
ゆっくりでいい
津由希
きょっ京司と名乗る男がっ
パリーンッ
津由希
ビクッ
時雨
は、
時雨
ごめん、コップ割っちゃった
津由希
(?何か様子が)
時雨
かっ片付けてくる
津由希
(震えてる)
紫冬
、、、
津由希
(こっちも何か変だ)
紫冬
だいたいわかった
紫冬
辛かったな
津由希
紫冬さん、大丈夫ですか?
津由希
顔色が
紫冬
京司はな
紫冬
あの研究所で一番の成績だった
紫冬
運動神経も頭もいいから
紫冬
持て囃されてて
紫冬
、、、あいつはあそこの誰よりも化け物だった
紫冬
もう昔の話だ
紫冬
とにかく、人間文庫のことを話そう







