俺らは操り人形
常に操られていれば舞台が終われば放置。
心も感情も無く ただただ持ち主の思うがままに動かされるだけ。
ただ人形にも寿命ってもんがある。
使われすぎ・破損・欠損などの理由で。
そして寿命が来れば
俺らは
捨てられる運命だ
役目を終え、ようやく楽になれると思っていた。
人気の少ない路地裏。 光の差し込まない冷たい道
こんなところに人が来るわけない。
sm
おわっ…なにこれ…
人が来るわけn……
sm
…人形?
sm
気味悪…
nk
(誰だよこいつ)
そう思う暇もなく彼はまじまじと俺らを見ている
sm
ほう…操り人形か…
sm
興味深いな…
nk
(まじまじと見んなよ…)
sm
捨てられたのか?お前ら
nk
(話聞けよ)
nk
(って言っても無理か…)
sm
……
nk
(いやなんか話せよ)
nk
(気まずいだろ)
sm
持って帰るか。
nk
(…)
nk
(えぇっ!?)
nk
(急展開すぎるだろお前!!)
俺らはこの闇オーラ(?)を放った男性に お持ち帰りされることになった。
そのアメジストの目が揺らぎ、 哀しみを映したのは気の所為だろうか____
※コメディじゃありません
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹