私には毒親を与えられた。
そう思っていたのは 私だけだった。
1月3日
今日も私は遅刻した
遅刻だ!!!
しあ
ガチャッ
母親
しあ
なんて言えればいいけど 臆病な私は本音を出せずに 怒鳴るばかり
しあ
母親
出ていって……
しあ
~~~~~~
しあ
るる
しあ
るる
るる
タッタッタッ……
しあ
祝ってよ……
るる
しあ
るる
祝ってよ!!!!!!
るる
しあ
るる
しあ
るる
るる
祝ってもくれないよ
しあ
るる
しあ
そのまま学校は終わって・
しあ
しあ
母親
ごめんね
しあ
しあ
しあ
しあ
しあ
ん
私の親はよく怒る……
それって
私を正しい人にそだてるため?
しあ
おかーさーん
おかーさんー?
どこー??
手紙だ。
「しあへ 幸せになってほしいから しあと名付けたのに私みたいな親のせいで ごめんね。でもあなたを立派に育てるためなの 分かってくれる?? お母さんは限界なので少しの間出ていきます。 また5年後に帰ってきます。」
しあ
しあ
しあ
毒親と思っていたのは
私だけだった
本当は素敵で勇敢な親。
友達よりも何倍も良い親。
会いたいよ
謝りたいよ
居なくなってから気づいたよ。
お母さんの優しさを
いい子になって待ってるね。
ダイスキなお母さん
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