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クールなあなたと約束

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クールなあなたと約束

第1話 - クールなあなたと約束

2019年04月27日

#恋愛

#同級生

#告白

らい

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らい

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#1 クールなあなたと約束 / らい

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私は高校2年生の橋本美桜

彩月

みお〜

美桜

！？

美桜

びっくり！どうしたの？？

彩月

明日空いてる？

美桜

明日は〜

…

美桜

空いてる！

彩月

ほんと！？

美桜

うん！

彩月

なら、出かけない？

美桜

いいよ！！

彩月

やったーー！

彩月

明後日ねダーリンと遊園地行くんだ！！

美桜

そーなの！？いいじゃない！

美桜

楽しんできて！

彩月

ありがとね！

美桜

うん！

美桜

いいよねぇ〜。彼氏がいるって

彩月

え！？みおが作らないだけじゃないの？

美桜

どういうこと？

彩月

だってあんたいっぱい告白されてんじゃん！

美桜

え？

美桜

なんのこと？

彩月

（覚えてないの！？昨日も告白されてたじゃんかー！）

彩月

覚えてないの！？

美桜

昨日のこと？

彩月

そう！その前も

美桜

あー！覚えてるよ

彩月

あんたは可愛くて性格よくて全部バッチリなのに、彼氏作らないのがもったいない。

美桜

いやいや！さつきの方が可愛いよ♡♡

彩月

もう、お世辞はいいよ、

美桜

お世辞じゃないってば！

彩月

わかったから！

彩月

はいはい！

美桜

もう〜

彩月

けど、彼氏作りたいなら相手を探さなきゃ！

美桜

実はもういるんだよね。気になってる人が

彩月

そ、そうなの！？

美桜

うん。

彩月

もしかして、ダーリン？？

美桜

なわけないじゃん！

彩月

よ、よかった…

彩月

で、相手は誰なの？

美桜

2年9組の

美桜

七瀬凛月君。

彩月

あ〜そういえばいたわね

美桜

いたわね、って！

彩月

ごめんごめん

彩月

学年一のモテ男だよね？

美桜

そうなんだよね。

彩月

確かにカッコイイけどクールすぎるって聞いたけど

美桜

私もそれを聞いたけど、入学式の時一目惚れしちゃって

彩月

あるあるね、

彩月

それ

美桜

うん。

美桜

で、今日の放課後告白してみようと思うの。

彩月

いいと思う！

彩月

その代わり、やっぱ辞めたはなしよ？？

美桜

もちろん！

美桜

そんなのしない！

美桜

頑張るよ！

彩月

頑張れー！

美桜

じゃー！

彩月

うん！じゃーね！

放課後

美桜

みんな帰っちゃった。（小声）

美桜

確か、七瀬君は帰るのが遅かったはず。（小声）

美桜

（見に行ってみよ）

私は2年9組の前に歩いていった

美桜

（あ！電気ついてる）

美桜

（まだ誰かいる）

私は恐る恐る覗いた瞬間

ドン！

美桜

いった。

凛月

わりぃ

美桜

あ！大丈夫です！

私と七瀬君は見つめ合った

凛月

何？

美桜

あの。

美桜

私七瀬君の事が好きです。

凛月

…

凛月

で？

美桜

（で？って何！？え？？）

凛月

それで？

美桜

あ、えっと。

凛月

何？

美桜

あ。

凛月

それだけ？

美桜

えっと、

凛月

まだあんの？

美桜

あのー

凛月

何？俺はなんて答えればいいの？わかんないんだけど

美桜

えっと

凛月

もう用がないなら帰っていい？

美桜

ちょ、と待ってください

美桜

返事は。

凛月

返事？あー君のこと全然知らないからごめん

美桜

分かりました。

凛月

うん

凛月

じゃあな

美桜

待ってください！

凛月

なに？まだあんの？

美桜

なら、チャンスをください

凛月

何？チャンスって

美桜

１ヶ月であなたを私のものにします

凛月

ふーん

凛月

できるもんなら頑張れ

凛月

俺がお前のものに、ね、

凛月

どうやってだろ

美桜

頑張って、落とします

凛月

せいぜい頑張れ

美桜

はい。

凛月

じゃ

美桜

はい！

次の日

彩月

おっはよ！

美桜

っわ！

美桜

びっくりしたー

彩月

みお〜どうだったのー？

美桜

振られちゃった。

彩月

そうなんだ。

美桜

でもね！１ヶ月であなたを私のものにするって約束したの、

彩月

そうなの？

美桜

うん。チャンスをくれて

彩月

それなら頑張らなきゃ！

美桜

うん！

彩月

で、話した結果どうだった？

美桜

なんか、クールって感じがした

美桜

言葉が全て冷たい感じで

彩月

やっぱりね。

彩月

大丈夫なの？

美桜

うん！そーいうとこが好きなの！♡♡

彩月

そかそか！なら頑張りなさいよー？

美桜

うん！

彩月

あ。

美桜

ん？

彩月

あれ

美桜

七瀬君だ！

彩月

行ってくれば？

美桜

さつきは？

彩月

私はダーリンのとこに行ってくるよ

美桜

分かった！

美桜

じゃねー

彩月

はーい

私は七瀬君のもとに走った

美桜

七瀬君〜

七瀬君はものすごい勢いで振り向いた

凛月

また君か

凛月

何？

美桜

一緒にご飯食べませんか？

実は私朝早起きして落とすためにご飯を作ってきました

凛月

なんで？

美桜

なんでって。

凛月

いやいいや

美桜

え。

私は涙目になった。

凛月

なんで泣きそうになってんの？

美桜

だって、普通に断れたから。

凛月

別に良くね？

美桜

私七瀬君の分のお弁当作ってきたのに

凛月

…

美桜

食べないって言うから

凛月

食べないとは言ってないだろ

凛月

お前とは食べないだけでわざわざ作ってきてくれたなら食べるだろ、

美桜

え？

美桜

食べてくれるの？

凛月

作ってきてくれたからな、

美桜

（なんかいつもより暖かい言葉。）

美桜

（優しいじゃん。）

七瀬君にお弁当を渡した

美桜

どう？美味しい？

凛月

…

七瀬君は無言

美桜

（無視された。）

いつの間にか食べ終わっていた

すると、

凛月

美味しかった

凛月

ありがとな

美桜

（ん？今なんて？！）

美桜

美味しいって言いました！？

凛月

言った

凛月

はい、じゃあな

美桜

はい！

美桜

（美味しい！？やったー！）

けど、こんなんじゃさすがに落ちないか

私は放課後教室掃除を終わらして早く帰った

LINEで

奏というよく七瀬君といる子にタイプを聞いてみた

美桜

そうくんー

奏

どうしたー？

美桜

七瀬君いるじゃん？

奏

凛月か

奏

いるね、どうしたの？

美桜

七瀬君のタイプってどんな子？

奏

あー、タイプねぇ〜

奏

聞いたことないな

奏

けど、元カノはショートで大人しい子だったね

美桜

そうなの？

奏

うん

美桜

ありがとう！

奏

うん

私はこれを聞いて美容室に行った

髪型を変えて落とす作戦

美桜

うわー、めっちゃ違う

次の日

美桜

あ！七瀬君だ

美桜

七瀬君〜

凛月

また君か

凛月

今度は何？

美桜

えっとー

凛月

用がないなら行くよ

美桜

（マジですか？髪型に触れないんですか！！！？）

美桜

髪型。

凛月

変わった

美桜

うん。変わったの

凛月

だから何？

美桜

ど、どう？

凛月

似合ってない

美桜

え？

凛月

いや、自分でもわかんない？

凛月

君は童顔なのにショートにしたらもっと幼く見える

美桜

え？！

凛月

あと、髪型変えて俺を落とそうとでも思ったの？

美桜

うん。

凛月

その考えもガキだね

凛月

俺はそんなんで落ちない

凛月

そして、俺はショートよりロング派

美桜

え？！

美桜

（涙が出そうです）

美桜

（七瀬君の口から色々吐かれてきます）

凛月

とりあえず、その髪型やめた方がいいよ

凛月

そして、もう俺の事付きまとわないで

美桜

（ガーン。泣ける）

美桜

なんで。

凛月

疲れる

美桜

すみません。

凛月

うん

凛月

じゃあね

美桜

はい。

私は失敗、

この日から七瀬君に近寄れなくなり、3日が経ちました

美桜

やばい！授業に遅れる〜

美桜

あ！

廊下を見ると

筆箱からペンが綺麗に1列に落ちていた。

美桜

やっちゃった。

美桜

まって、教科書置いてきたし。

キーンコーンカーンコーン

美桜

（なっちゃった。）

美桜

最悪。

ペンを拾い終わり、教科書を取りに行ってる時

後ろから

凛月

橋本

美桜

（この声は。）

私は振り向く

そこにいたのは

教科書を持った七瀬君

美桜

七瀬君！？

美桜

（そして、私の名前呼んだよね？）

凛月

お前の教科書だろ？

美桜

そう。

美桜

なんで、七瀬君が。

凛月

頭痛くて保健室行く時にお前の声が聞こえたから、降りてったら英語の教室に置いてあったから

美桜

ありがとう。

凛月

おう

私は嬉しすぎて泣いた。

凛月

お前また泣いてんのかよ

美桜

だって嬉しんだもん。！

凛月

あそう

凛月

じゃあな

その時私は、思わず走って後ろから抱きついた。

凛月

うわ、

凛月

なんだよ、

美桜

七瀬君ありがとう

凛月

もう、いいから

凛月

早く戻れ

凛月

頭痛いんだよ

美桜

ごめんね、

美桜

ありがとう〜

教室に戻ると

先生

おい、橋本何してたんだ

先生

10分も遅れて

美桜

すみません。

美桜

英語の教室に忘れ物と落し物しました。

彩月

もう、ばか（小声）

奏

（さすがにそれは馬鹿だ。）

先生

次は気をつけるんだぞ、

先生

優等生がそんなことして、

美桜

すみません。

授業終わり

彩月

あんた馬鹿ねー

美桜

もう、うるさい！

美桜

やめて！

彩月

ごめんごめん

美桜

…

彩月

でも、あんたらしいわ

美桜

ん。

彩月

そういえばさ、出かける予定消えたじゃん。

美桜

あ、そうだった

彩月

明日休みなんだし行かない？

美桜

いいよん！

彩月

じゃ、決まりー

家に帰った

美桜

（私今日七瀬君に抱きついたんだ。）

美桜

（恥ずかし！）

次の日

LINE

彩月

１時に駅で待ち合わせで

美桜

はーい

美桜

（毎回私は遅刻するから早めにでよー）

ガチャ

私は1時間早めに出た

美桜

（待って！？あれって七瀬君？）

美桜

（隣にいる女の人は誰？黒髪で美女）

私は思わず七瀬君〜って言って近くに行った

凛月

あ、

凛月

またお前か

凛空

だれこのこー？

凛空

知り合い？

凛月

まぁーそんな感じ

美桜

（友達とは言ってくれないのか。）

美桜

（すごいベッタリくっついてる）

美桜

（彼女がいたなんて。）

凛空

もうー、女の子作ってたの？！

凛空

だから、遠距離は嫌なのよー

美桜

（絶対付き合ってる）

凛月

じゃあな、

美桜

うん。

そう言って別れた。

駅には待ち合わせ時間ちょうどに着いた

彩月

みおー

彩月

こっちこっち！

美桜

さつきー

美桜

やほー

彩月

よし行こーか！

美桜

うん！

この日はいっぱい買った

次の日

美桜

はぁ〜。今日さつき休みか。

美桜

久しぶりに9組行ってみよ。

凛月

また来たの？

美桜

うん！七瀬君〜

美桜

聞きたいことあるんだけど

凛月

ごめん、俺今急いでるから

凛月

じゃあな

美桜

え。

そう言うと七瀬君は走って言っちゃった

奏

どんまい

奏

お前は本当に好きだな

美桜

好きじゃなきゃこんなに追いかけない！

奏

だよな

美桜

うん。

奏

なら、今日あいつの家行くか？

美桜

え！？

美桜

（今なんて言いました？私が七瀬君の家に？）

奏

行きたくないの？

美桜

いや、行きたくないってわけじゃなくて。

奏

行かないのかー？

美桜

い、いきまふ！

奏

なんだよ、ふって、いきますだろ

美桜

はい！いきます

奏

じゃ、放課後迎えに行くから

美桜

分かりました！

放課後

奏

橋本〜

美桜

そうー

美桜

行きましょ

奏

おう

少し歩くと、

奏

ここだよ

美桜

そうなんだ！

奏

よし、入るぞ

美桜

え！？

奏は勝手にドアを開けた

奏

あいつは親が共働きだからよ、夜はおせぇーんだよ、そして今日は親帰ってこないのに

奏

いつもの癖で開けてるんだよな

美桜

へぇー

奏

んじゃ、俺帰るわ

美桜

え？

奏

二人で話した方がいいよ

美桜

え！！！！

奏

じゃあねぇー

美桜

うん。

そう言うと奏は帰った。

美桜

（七瀬君いないな）

美桜

（それにしても家でかないな。）

美桜

（シャワーの音が聞こえる）

美桜

（今！？七瀬君がお風呂入ってるってこと！？裸を見れるの？）

美桜

（違う、見れちゃうの？！）

そう言ってお風呂場のドアのところに立つとシャワーの音が止まった

出ていこうとしたら足を滑らせお風呂場に入ってしまった

凛月

うわ！？なんだよ、

美桜

すみません。

凛月

橋本！？

湯気で体は隠れてるが鎖骨はすごく綺麗に見えていた

濡れてるせいかいつもより色気を感じる

美桜

すみません！

凛月

勝手に入ったのか？

美桜

奏が。

凛月

あー。

凛月

とりあえずお前リビング行ってくれる

美桜

分かりました。

数分後

凛月

俺の風呂はいってる姿見るとはね

美桜

違うの！！

凛月

そうか

美桜

あの、いきなりなんですけど

凛月

何？

そう言って私の方を見つめる

綺麗な顔に二重が綺麗でまるでハーフみたいな顔立ち

それにますますドキドキする。

美桜

あの、七瀬君って彼女いますよね。？

凛月

いない

美桜

え？

美桜

じゃ、前の女の人は

凛月

あいつが俺の彼女だったら最悪だよ

凛月

あれは俺の姉

美桜

え！？

凛月

彼女じゃない

美桜

そうなの？

凛月

うん

美桜

よかった。

凛月

で、帰れよ

美桜

あ、あの、今からなんですけど

美桜

デート行きません？

凛月

は！？お前はバカ？

美桜

ですよね。

凛月

…

凛月

どこ行きたいの？

美桜

絶景スポットが見れる場所です

凛月

うーん。

凛月

しょうがねぇから行ってやるよ

そう言って私達は行った

凛月

お前帰んないで大丈夫なのかよ

美桜

うん。友達の家に泊まるって言った。

凛月

は！？俺ん家泊まる気？

美桜

泊まんないですよ！

凛月

よかった。

美桜

…

美桜

（めっちゃ手繋ぎたい。）

美桜

（この日の七瀬君は優しいから手繋ぎたいって言ったらいいって言いそう）

私は聞いてみた。

美桜

七瀬君。手を

思わず、聞く前に手を握ってしまった

けど、全然反応しなくてまるで慣れてるかのようだった

凛月

ふーん

凛月

手繋ぎたかったんだ？

美桜

。うん。

その言葉に私の顔は赤くなっていくのがよくわかった。

凛月

なら、こっちの方がいいんじゃねーの？

そう言うと、恋人繋ぎにしてきた

美桜

っきゃ！

凛月

顔赤いよ？

美桜

だって、七瀬君が

凛月

俺は何もしてないよ

凛月

お前がしたいことしただけ

美桜

そ、そうだよね。

絶景スポットに行って少し経つと

凛月

もう疲れた

凛月

帰りたい

美桜

（うわー、帰ろうかじゃなくて帰りたいですか。その言葉冷たいです。）

美桜

じゃあ、帰ろう。

凛月

うん

美桜

もう9時か、

美桜

私野宿だ。

凛月

家帰れば？

美桜

泊まるって言ったら親早く寝ちゃうんだもん。

凛月

ふーん

凛月

なら俺んち来る？

美桜

え？

凛月

俺親いないから来れば？

美桜

それは、迷惑でしょ。

凛月

迷惑だけど、いいよ

美桜

（迷惑じゃないですか、ならいいですよ。）

美桜

大丈夫だよ

凛月

ふーん

凛月

風邪引いても知らない

美桜

え。

凛月

もう帰るぞ

そう言われて七瀬君の家に来てしまった

凛月

明日学校休みか

美桜

そうだったね

美桜

なら出かけよ！

凛月

ごめん

凛月

朝起きたら帰って

美桜

なんで、？

凛月

疲れるから

またまた冷たいお言葉、

美桜

またまた。

凛月

もう寝るぞ

凛月

お前リビングな

美桜

えー。

凛月

何？

美桜

初めての家で

美桜

1人！？

凛月

1人以外ねぇーよ

美桜

え。

凛月

図々しいな

美桜

怖いよ。

凛月

あー、もう

凛月

なら上こい

凛月

俺の部屋

美桜

いいの！？

凛月

うん

美桜

ありがとう！！

凛月

その代わりお前床な

美桜

痛いじゃん！

凛月

はぁーベットでいいよ

凛月

俺床でねる

美桜

え！それはダメだよ

凛月

いいから

美桜

身体痛くなっちゃうよ。一緒にベットで寝よ？

凛月

わかった

凛月

お前奥いけ

美桜

うん。

美桜

おやすみ

凛月

ん、

結構私と七瀬君の間に隙間がある

美桜

ねーね。七瀬君

凛月

何？

美桜

なんで私と付き合ってくれないの？

凛月

さーな

美桜

もうすぐで１ヶ月経つね。

美桜

私落とせないかも、

凛月

がんばれ

美桜

うん。

美桜

私ね大好き

凛月

それは知ってる

美桜

だよね、

10分後

美桜

七瀬君？

凛月

ん？

美桜

起きてたんだ

凛月

あのなー

凛月

言っとくけど俺男だぞ？

凛月

好きじゃないやつと一緒に寝てても気にすんだよ

美桜

え。

凛月

とりあえず寝ろ

美桜

わかった

次の日

美桜

あれ？七瀬君がいない

凛月

起きるの遅いな

美桜

え！？七瀬君

凛月

なんだよ

凛月

お前は帰れ

美桜

はい。

私と七瀬君はこの会話で終わった

この日からＧＷ

今年は10日間の休み

ＧＷの最後の日で、１ヶ月という約束の日

この日私は学校に行って勉強をしてた

すると誰か来た。

七瀬君だった。

私はねたふりをする。すると七瀬君は私の方に来た

誰もいない教室でたった七瀬君1人が喋った

凛月

橋本、明日で１ヶ月だよ、お前は俺を落とすことが出来たかな？

凛月

お前は寝てる時七瀬君好き大好き愛してるって言ってくれてたし実際言ってくれたよな

凛月

お前はもう諦めてんのかな？

凛月

お前はほんと馬鹿だよな

凛月

俺は夜一緒に過ごした日からお前に落ちてたよ

凛月

俺はお前が大好きだ

美桜

それ、本当に？

凛月

は？

凛月

お前起きてたのかよ

美桜

うん

凛月

いつから

美桜

最初から！

凛月

うわ、はず。

美桜

好きって言ってくれてありがとう！もう一度いいます、

美桜

私と

美桜

付き合ってください

凛月

当たり前だよ

そう言うと、七瀬君は私を体に引き寄せキスをした

凛月

俺はお前のものだ

凛月

好きにしろ

美桜

え！！！

美桜

私のクールな彼氏！

凛月

俺に好きって言って

美桜

え？？！

美桜

いいよ？？！

美桜

好き

凛月

知ってる

そう言って私を抱きしめる

凛月

俺も好き

凛月

１ヶ月おつかれさま

凛月

俺がまおに落ちるなんてな

美桜

まって、今なんて

凛月

まおに落ちるなんてなって

美桜

ま、まお！？

凛月

お前の名前だろ？間違えてた？

美桜

間違えてない。すごい嬉しい！

美桜

この1ヶ月間楽しかった！ありがとう！りつき君。