優
美姫はだいぶ落ち着いてきました。
優
美姫の話をしますね。
優
美姫は私の幼馴染みでした。とても明るい子でした。
優
小学2年生の時、美姫はいじめられていました。
優
私はその時助けられなかった。
優
小学3年生の時、私がいじめられました。
優
その時、美姫が助けてくれました。
優
助けたせいか次は美姫がいじめられました。
優
助けたかったけど、足が震えて動けなかった。
優
美姫は『大丈夫?』と声をかけてくれました。
優
ずっと美姫は笑顔でした。
優
小学4年生の時、二時間目始まる時に美姫が倒れました。
優
美姫は元々体が弱かったんです。
優
その時、顔真っ赤でした。
優
私が保健室に連れていったけど熱だと言われた。
優
美姫は先生からも嫌われていました。
優
私は大泣きして『熱な訳ないでしょ』と大叫びしました。
優
その時教頭先生が私と美姫を連れて病院にいきました。
優
結果は原因不明でした。
優
美姫は入院しました。
優
美姫は退院した時私に
優
『実は私、痛みが認識出来ないの』
優
と言ってくれました。
優
生まれた頃からそうらしいです。
優
小学5年生の時
優
美姫は授業の内容がよく分からないと言ってきた
優
復習だったので私は習ったでしょ?と言ったら
優
習った記憶がないと言ってきました。
優
短期記憶障害らしいです。これは皆さん知っているかとおもいます。
優
私は分かりやすく教えてあげました。
優
小学6年生の1学期の時の夏休み
優
ネットに知り合いが出来たと言ってきた。
優
とても嬉しそうだった。
優
美姫の親友奏兎が亡くなって、病み投稿をしたらしいです。
優
その時木さんという人が助けてくれたんだと嬉しそうに言ってきました。
優
前より幸せそうでした。
優
テラー家族が出来たよと言ってきたり、好きな人が出来たよと言ってきたりとても元気でした。
優
ある日、美姫が元気を失いました。
優
大好きだった木さんが居なくなったんだと。
優
その後から元気な日は少なくなりました。
優
倒れては記憶を失い、倒れては記憶を失いを繰り返していました。
優
今はもうろくに勉強も出来ません。
優
今日、美姫と話していた内容は
優
病気の事でした。
優
どうしたら治るのかなとばかり言っていました。
優
その時に倒れました。
優
美姫の話はこれでおしまいです。
優
知りたい事があれば私が返答します。
優
書くの忘れてましたが
優
美姫には味覚がありません。
優
あと、お知らせに汗だくと書いていましたが涙でした。






