テラーノベル
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校舎が少しずつ静かになる
今日も人の少ない廊下を歩いていた
入学式が終わって4日目
“美人な一年生”
そんな噂が広まった
休み時間も放課後も落ち着かなかった
だから見つけた、秘密基地
間違えた。空き部屋
カーテンをしめて
窓を少しだけ開ける
埃っぽさが少しなくなる
いつもそのタイミングでやってくる
ニャー
侑芽
白猫、トラ猫、双子の三毛猫
侑芽
そうやって
気づいたら、夢の中にいる
この日は、少し眠りが浅かった
ガラガラガラ
侑芽
目はまだ開けない
猫たちも逃げない
いや、まだ寝てるだけか…?
先生でもない
そう思った
鉄朗
男子高校生っぽい
少し低くて、優しいような声
ニャー
侑芽
侑芽
侑芽
侑芽
鉄朗
侑芽
コメント
1件
読んだよ……第3話、すごく好きな空気感だった。 侑芽ちゃんが空き部屋で猫たちと過ごす時間、あの“誰にも邪魔されない世界”みたいなの、すごくわかる。そこに黒尾先輩がふわっと入ってきて、でも何も詮索しないでいてくれる感じが、逆に強く残った。 「声と性格って似てんのかな」ってつぶやくシーン、めっちゃ刺さった。これはちゃんと続き、読みたい……🥀🌙