続き 主にピンクとムラサキ
ガッツリ性描写
俺は何時から、ここに居るんだろう
気がついたらぶっ倒れて、 気がついたら薄暗い部屋にいた
それで、紫くんがいて、
その瞬間、自分の中に電流が走った。
上手く呼吸ができない。
下にいる彼は黙りきって 真っ黒な瞳で俺を見ている
もちろん、呆れたような顔で
可愛らしい水音が部屋中に響いた
奥にこつこつと彼のがあたる
恐ろしいほど快感が体内を巡って、 叫ぶように体が痙攣する
自分だけがこんなに溺れて、 こんなに辛くて苦しい
そんな俺を見て笑っている彼は もうすっかりおかしくなっている
その言葉を合図に、密かに 第2ラウンドへ突撃した。
事後、後処理などは自分でする
風呂場で掻き出して シーツ変えてその他諸々。
ほんと人の手が足りん
それもして疲れた後だから、余計。
でも今日は少し違った
彼の良心が働いたのか、 動き出そうとする俺を姫抱きした
無言で風呂場に向かう彼
壁にもたらすように椅子に座らされ ゆっくりといれてくれる
彼の優しさがむき出して、 ゆっくりと掻き出していた
彼の方が何百倍こういうことは 慣れてるから即掻き出し終了。
驚くほど慣れた手つきだった
ぱちぱちと視界が狭くなって、 やがて瞼が閉じそうだった
彼が散々掴んだ髪をさらっと撫でる
その優しさがなんとも嬉しくて、 彼の優しさに浸りながら瞼を閉じた
俺の記憶はそれで途切れ、 朝起きたら服もベットも何もかも
嘘のように真っ白な状態だった
日差し的にも今はまだ明け方。
彼は起きているみたいだった
あ、明け方だから機嫌悪いか
辛そうな彼を流し目して、 俺は立ち去るようにその場を後にした
出会った子供の頃は、知らなかった
彼が思いを寄せていたこと、 彼が辛さを抱えていたこと
俺は彼の辛さを知らずに話しかけて、 笑ってしまったのだ
彼の辛さを長引かせたのは俺だ。
辛さを知った日は最近の事
急に俺を抱きしめてきた
おかしい、とは思って 離れようとしたが、逃げられなった
すぐに頭に眠気が渡って、 気付けばベッドの上、縛られていた
びっくりして辺りを見れば、
今まで見た事ない笑顔をした彼がいた
噛み付くようにキスされ 服に手を入れられてその後も散々
はじめてを奪われて、 いい気にはならなかったが...
少しの期待と大きな恐怖。 それだけが頭を支配した。
その日から家に帰ることは無かった。
ただずっと、彼の家へ、 彼の匂いが充満する部屋にいた
恐怖と淡い恋が詰まったワンルームに
ただ俺一人だけが照らされる
それが何より寂しい、苦しい
辛い。
日付けも誕生日も年齢も 全く分からないまま彼に、
育てられたといっても過言ではない
ガチャっと、恐怖の音がする
少し苦しそうな辛そうな顔をして その顔で全てを察してしまった
彼の手が俺の足をがっちり掴む
泣きそうになりながら、 彼にしてきたことを恒例で謝る
いやだこんなことしたくない
こんなの望んでない
痛い苦しい辛い消えたい
誰か助けて
散々された体はもう使い物にならない
ガラクタと同じような体だ
不機嫌な彼の服の袖をひっぱる
もう考えることすら、無駄に感じた
俺は真っ黒な瞳に語るように、 そっと静かに言った
誰かの脳内で作られた話なら、 俺はこんなに苦労はしない。
初ガッツリR18でした なんかこういう機会あんま無いから 超レアだよSSRだよ
何卒
コメント
3件
前の話と……繋がった……:( ;´꒳`;): こりゃぁ鳥肌もんだあ(?) 100年に1度しか出てこないR18だ……レアがすぎる…(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!
21:59!!セーフ!!