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Sクラス専用訓練場
広い白銀の空間に、 りうらといふが向かい合って立っていた
周囲では、
ほとけ
初兎
ないこ
悠佑
が観戦している
悠佑
悠佑が静かに口を開く
悠佑
悠佑
悠佑
りうら
りうらが返事をする
その横で、 いふは欠伸をしていた
ないこ
いふ
ないこ
ないこがツッコミを入れる
いつもの空気
でもその瞬間
教師が片手を上げた
教師
その瞬間だった
バキッ!!
りうらの足元から、 巨大な氷が突き上がる
咄嗟に飛び退く
さっきまで立っていた場所が、 完全に凍りついていた
りうら
いふはその場からほとんど動いていない
片手を上げたまま、 静かにりうらを見ている
いふ
りうら
りうらが地面を蹴る
次の瞬間
ボォッ!!
熱風が訓練場を駆け抜ける
でも
いふ
パキパキッ!!
炎ごと空気が凍る
りうら
りうらが目を見開く
凍った炎が、 空中で砕け散った
観戦していたほとけが息を飲む
ほとけ
初兎
初兎が苦笑する
ないこは少し心配そうだった
ないこ
でも。
りうら
りうらは止まらない
炎を纏ったまま、 真正面から突っ込む
りうら
いふ
いふが小さく息を吐く
その瞬間
ズドンッ!!
巨大な氷壁が、 りうらの目の前へ現れた
りうら
止まれない
りうら
その瞬間
りうら
炎が暴走した
轟音。
炎が一気に膨れ上がる
結界が揺れる
訓練場の温度が急上昇した
ないこ
ないこが立ち上がる
でも。
次の瞬間。
空気が凍った。
静かに
一瞬で。
炎の暴走が止まる
訓練場全体が、 薄く氷に覆われていた
りうら
りうらが固まる
いふだった。
普段と同じ顔
足元から溢れる冷気だけが、 異常だった
いふ
低い声
その瞬間、 りうらの炎が静かに消える
シン、と訓練場が静まり返った
誰も喋らない
りうら
圧倒的だった
でもその時
パキッ。
小さな音だった。
いふの右手が、 薄く凍りついていた
ないこ
ないこが顔を曇らせる
でもいふは、 すぐ袖で隠した
いふ
静かな声
けれど。
悠佑だけは、 じっとその手を見ていた
模擬戦終了後
りうら
りうらが机へ突っ伏す
初兎
初兎が笑う
悠佑
りうら
りうらがぐったりする
その横で、 ほとけが小さく笑った
平和な空気
でも。
ラウンジの窓際で、 いふは1人外を見ていた
夕焼け
赤く染まる旧校舎
その奥。
誰も居ないはずの窓に、 黒い影が立っていた
いふの表情が消える
いふ
小さな呟きは、 誰にも聞こえなかった
コメント
5件
投稿ありがとうございます! ちょっと待ってください…今回気になること多過ぎませんか😭 青くんの手やら黒い影やら…続きが楽しみすぎる✨ このお話大好きです!応援してます!
まじで黒い影って誰!? ていうか🤪君手どしたんだろ、、、?副作用的な、、、? 続き楽しみにしてます!!
