ひまり
龍華一族
ひまり
前頭領、娘、?
ひまり
龍華、舞梨、?
ひまり
ていうことは、まさか、!
伊地知
舞梨さん、?
舞梨
はい
舞梨
昔はよく母と訪れていらっしゃいましたから
舞梨
私はよく覚えています
伊地知
そうでしたか
伊地知
ありがとうございます
舞梨
いいえ
舞梨
私こそ覚えていただいてて嬉しいです
五条
さっきのは、?
舞梨
母の伝言です
舞梨
母は私を逃がす寸前に
舞梨
未来へ残すようにといわれ
舞梨
今にいたります
五条
そう、
五条
咲良さんが、
舞梨
母はきっと自分がいなくとも大丈夫だと
舞梨
そう信じきって私を塑斗を逃がしたのでしょう
舞梨
母はそういう人ですから
五条
、、、
五条
不安はないの?
舞梨
不安、ですか
舞梨
ありますよ
舞梨
数え切れないほど
舞梨
たくさん
舞梨
私は、生きてていいのか
舞梨
普通の生活をしていいのか
舞梨
少しでも立ち止まれば誰か大切な人が死んでしまう
舞梨
それが、とても不安で仕方ありません
五条
そっか、
五条
よかったら呪術高専にこない?
舞梨
え、?
ひまり
そうだよ、!
ひまり
高専に来たらきっと、
ひまり
その不安も無くなる!
ひまり
それに、守れるよ!大切な人!
舞梨
でも、
五条
大丈夫
五条
僕らが保証する
舞梨
むりです、
ひまり
え、?
舞梨
私は、
舞梨
私には、
舞梨
新しい居場所があるからニコ
五条
そう、
舞梨
私謝らないといけないことがあるの
舞梨
ごめんねひまりちゃん
ひまり
え、?
ひまり
なんのこと、?
舞梨
あの時、ひまりちゃんたちを襲った呪霊
舞梨
あの呪霊は私の中で封印していた呪霊なの
舞梨
私が未熟すぎた上記憶も全て失った私に
舞梨
あのような呪霊を留めておくほどの力は10年ぐらいしかなかったみたい
ひまり
記憶も全部なくなってて10年はすごい気がする、
舞梨
だから私あの呪霊が私の中から出ていってしまった時
舞梨
多分封印が切れて私の記憶も全部戻ったの
舞梨
だから私みんながどれだけの対処ができるのかとか、
舞梨
そういうの気にしてた訳じゃないんだけど、
舞梨
体が動かなかったの
舞梨
助けてあげられなくてごめんね
ひまり
そ、そんな!
ひまり
私が未熟すぎたのが悪いから!
ひまり
謝らないで!!
ひまり
それに、あの後封印かけてくれたのってことは、じゃなくて舞梨様なんでしょ?
ひまり
どうもありがとうニコ
舞梨
助けれて、よかったよ
五条
あ、そういえば君の役目は?
舞梨
私の、役目
舞梨
ですか、
舞梨
、、、
舞梨
舞を年に何回も舞うこと
舞梨
です
五条
舞を舞うか、
五条
ならさ、
五条
呪霊はたまに払うくらいでさ、
五条
舞師やってみたら?
舞梨
舞師、ですか、
舞梨
それはいいですねニコ
舞梨
確かにそれなら人が死ぬこととあまり関わらなくて
舞梨
済みそうです
舞梨
私も普通の暮らしができるんですね
五条
そういうこと
五条
これで塑斗に任せればそれで解決でしょ
舞梨
はい
舞梨
これなら私にも出来そうです
舞梨
ありがとうございます
舞梨
五条
五条
いいえ
五条
舞梨姫様
舞梨
そんな風に言わなくてもいいのに、
五条
でも、これが規則だよ?
舞梨
確かにそうでしたね
ひまり
舞梨姫様
舞梨
ん?
ひまり
お身体をお大事に
ひまり
これからは過ごしてくださいね
舞梨
うん
舞梨
ありがとう
伊地知
、?
伊地知
すみません
伊地知
少し電話を、
五条
おっけー
伊地知
はい、
伊地知
はい、
伊地知
え、?
伊地知
そうですか!
伊地知
分かりました
伊地知
すぐに五条さんとひまりさんにお伝えします!
伊地知
はい!
伊地知
失礼します
ひまり
どうしたんですか?
伊地知
舞梨姫様!
舞梨
はい?
伊地知
大ニュースです!
伊地知
塑斗様がお目覚めになったと!
舞梨
え!
舞梨
塑斗が!
舞梨
良かった、
舞梨
よかったぁ
ひまり
よかった泣
五条
流石だね塑斗
五条
ちゃんと生き残ってるじゃん
舞梨
塑斗兄さんはそん簡単には死にませんよ笑
ひまり
だね笑
塑斗
はぁはぁ、
塑斗
なんなんだよ
塑斗
なんで、今更、
家入
おいどうした
塑斗
硝子、
家入
いってみろ
家入
お前がそう苦しんだ理由をよ
塑斗
、、、
塑斗
昔の夢を見たんだ
塑斗
みんながまだ生きている時の、
塑斗
しかもみんなの死んだ時とかも全部
塑斗
今更なんで、
家入
少し話してみろ
家入
話したら楽になるぞ
塑斗
わかった
塑斗
話すよ、