ご無沙汰しております
前回の作品から どれくらい経ったでしょうか
大変申し訳ありません🥲
なんか空いた期間の間に 🍓👑さんたち色々ありましたね
一応言っておくと 全然変わらず好きですし なんならファンクラブ 入っちゃいました🫶🏻
クリスマスライブも 参戦させてもらって 昼公演も夜公演も 楽しすぎました!!!
アリツアも楽しみです❕
相変わらずぼっち参戦ですが 堪能したいと思います✌🏻️´-
長々と皆さんには どうでもいい話失礼しました
今回のお話は 💜🐰くんが正式に活動再開 したということで
ちょっぴりだけ💜🧡が出てきます
そして安定のるぅころです
苦手だったり抵抗のある方は ここでブラウザバックして 頂くことを推奨致します
それでは どーーーーぞっ
こくん
さくん
りくん
なくん
忘年会を終えて、 ふらついた足で 駅まで歩く
今日はいつも以上に 呑んだせいで 視界がふわふわしている
みんなの騒がしい声を 少し後ろから聞いていると
ジくん
ポケットに両手を突っ込んで マフラーに顔を埋めながら ジェルくんが僕に聞いてきた
今年も僕らは各々で年越しを するこになった
ほとんどのメンバーは 実家に帰るらしいが
僕はまだ迷っていた
るくん
るくん
ジくん
るくん
特に帰りたくない わけではないが
ひとつだけ心残りがある
なくん
交差点を渡ってすぐに なーくんとジェルくんが 足を止めた
ジくん
こくん
さくん
りくん
るくん
そっと右手を振って 別れを告げた
もう年明けまで 会えないのか
ずっと一緒にいたせいで 少しの時間でさえも 離れることが寂しく感じる
背を向けて歩き出す 2人を少しの間 見つめていた
だんだん遠のく 後ろ姿に縋りつきたくなるのは 酔っているせいなのだろうか
りくん
立ち尽くす僕に気付いて 莉犬は僕の名前を呼んだ
さくん
こくん
こくん
るくん
顔を赤くして 楽しそうに笑うころちゃんを 少しだけ睨みつけて 足を進めた
さくん
こくん
りくん
こくん
るくん
りくん
こくん
さくん
こくん
りくん
るくん
こくん
突然慌てふためく ころちゃんを不思議そうに 見つめていると
さくん
さくん
りくん
さくん
りくん
さくん
さとみくんは りいぬの肩を掴んで 駅とは反対の道に 体を向けた
りくん
りくん
るくん
静かな夜道に 僕らの声だけが響く
僕ら以外誰もいない
冷たい風が 僕らの髪を揺らす
こくん
さくん
なんだか名残惜しくて
手を振ることが出来なかった
ぼんやりと街頭が 僕らを照らしている
だんだん影が延びて
気付けばころちゃんと 2人きりだった
こくん
るくん
白い息を見つめて 2、3年前を思い出す
よくふたりで 電車に乗ったなぁ
ころちゃんの家に 泊まって2人して寝坊して 駅まで走ったり
仕事帰りの電車で 寝過ごしたり
話に夢中で反対方面の 電車に乗ってることに 気づかないで終点まで行ったり
最近は有名になって きていることもあって
電車よりもマネージャーさんに 車で送り迎えしてもらう 事が増えている
こくん
るくん
渡されたのは 温かい缶のココアだった
るくん
こくん
るくん
こくん
忘れたと彼は言ったが
数年前と同じように
僕の持っていた缶を わざわざ開けて 渡してくれた
るくん
こくん
少し恥ずかしそうにして ココアを一気に飲み干した
こくん
るくん
るくん
こくん
こくん
騒がしい人
第一印象と何も変わってない
裏表のない 真っ直ぐな人
るくん
鳴り響くアナウンスと 隣の君と酔った僕
このまま時が 止まってくれないかな
昔の君と重なって
この瞬間が儚く感じた
るくん
るくん
横でうとうとしながら 揺られている君
こくん
いつもより近い距離
不思議と高鳴る心拍数
ほんのり香る アルコールの匂い
次に君と電車に 乗れるのはいつになるだろうか
君の酔いが冷めたら
僕にココアを 買ってくれたこと
次は本当に忘れちゃうのかな
照れ隠しでココアを飲んで 火傷したことも
まったく違う記憶に 変わっちゃうのかな
僕だけが覚えてて
君には何も残ってないなんて
そんなの寂しい
るくん
こくん
相変わらず とろんとした瞳で 僕を見つめる
今年が終わっちゃう
その前に
ちゃんと言わなきゃ
やり残したままじゃ いられない
るくん
でもやっぱり怖い
言葉にしたら
君との記憶が全部
悲しい思い出に なってしまうかもしれない
君との関係だって
築き上げてきたもの全て
自分の手で 壊してしまうかもしれない
何よりも君を 困らせてしまうだろう
るくん
拳を握りしめて 窓の外を見つめた
都会なのに星が綺麗だった
なんだか泣きそうになって
バレないように ぐっと堪えた
どうかこの気持ちを あの星まで連れ去って
そう願いながら 最終電車に揺られていた
電車はあっという間に 目的地まで僕らを運んだ
君との帰り道も あとわずか
今年も言えずに終わってしまう
モヤモヤとする 心を抱えて
君との別れまでの タイムリミットを数える
こくん
るくん
こくん
るくん
こくん
るくん
るくん
こくん
こくん
何か言いかけた時
僕らは分かれ道に立った
お互い足を止めて 黙り込んだ
るくん
るくん
るくん
こくん
こくん
るくん
こくん
君は寒そうに 足下を見つめた
るくん
こくん
目が合わない君から すこしの緊張感が伝わった
こくん
こくん
るくん
マフラーに埋もれているせいで よく聞き取れなかった
こくん
突然君は顔を上げた
こくん
君は真っ赤な顔を していたのも
僕の顔が熱いのも
きっと
アルコールのせいじゃない
こくん
るくん
お互いに答えは 分かっていた
空には星が輝いていて
僕らを照らすようだった
こくん
るくん
こんなに月が綺麗な夜は 初めてかもしれない
やっと言えた
これで心置き無く 年を迎えられる
こくん
るくん
君の隣で
来年もその先も
人生の終点まで
ずっと幸せだと 笑っていたい
コメント
7件
みんなでわいわいした後に1人になると何しようか 何をすればいいかなって暇になっちゃうんですよね、笑 誰かと一緒にいても1人になりたい時はあるし、それでも誰かと笑いあって過ごしたい時もある。 私だけなのかもしれないですが 人間という生き物ってなんだかわがままだなぁって思います🙈
やっぱ物語が神の人って、こんな難しい内容書けるのに、書き方にセンスがあってわかりやすいという、! ぷ。さん凄すぎます(*・ω・)マス♪
ぷ。さんは、言葉選びがすごくきれいで魅力的で自然とすとーりーの世界に惹き込まれます。 今どんな状況かな〜とか今どんな顔してるのかな〜とか無理に想像しなくても自然に思い浮かぶというか、、 ぷ。さんの語彙力分けてほしいくらいです、、() ぶくま失礼します!