ご無沙汰しております
前回の作品から どれくらい経ったでしょうか
大変申し訳ありません🥲
なんか空いた期間の間に 🍓👑さんたち色々ありましたね
一応言っておくと 全然変わらず好きですし なんならファンクラブ 入っちゃいました🫶🏻
クリスマスライブも 参戦させてもらって 昼公演も夜公演も 楽しすぎました!!!
アリツアも楽しみです❕
相変わらずぼっち参戦ですが 堪能したいと思います✌🏻️´-
長々と皆さんには どうでもいい話失礼しました
今回のお話は 💜🐰くんが正式に活動再開 したということで
ちょっぴりだけ💜🧡が出てきます
そして安定のるぅころです
苦手だったり抵抗のある方は ここでブラウザバックして 頂くことを推奨致します
それでは どーーーーぞっ
こくん
ぶつかってくる!!
さくん
曲がってきてるからだろ!
りくん
うるさいから静かにしようね笑
なくん
忘年会を終えて、 ふらついた足で 駅まで歩く
今日はいつも以上に 呑んだせいで 視界がふわふわしている
みんなの騒がしい声を 少し後ろから聞いていると
ジくん
どうするん??
ポケットに両手を突っ込んで マフラーに顔を埋めながら ジェルくんが僕に聞いてきた
今年も僕らは各々で年越しを するこになった
ほとんどのメンバーは 実家に帰るらしいが
僕はまだ迷っていた
るくん
るくん
ジくん
るくん
特に帰りたくない わけではないが
ひとつだけ心残りがある
なくん
交差点を渡ってすぐに なーくんとジェルくんが 足を止めた
ジくん
こくん
さくん
りくん
るくん
そっと右手を振って 別れを告げた
もう年明けまで 会えないのか
ずっと一緒にいたせいで 少しの時間でさえも 離れることが寂しく感じる
背を向けて歩き出す 2人を少しの間 見つめていた
だんだん遠のく 後ろ姿に縋りつきたくなるのは 酔っているせいなのだろうか
りくん
立ち尽くす僕に気付いて 莉犬は僕の名前を呼んだ
さくん
こくん
寂しいんでしょ!笑
こくん
るくん
顔を赤くして 楽しそうに笑うころちゃんを 少しだけ睨みつけて 足を進めた
さくん
こくん
りくん
こくん
るくん
何していいか
わかんないですよね
りくん
こくん
さくん
この前のレコーディングでっ...
こくん
うるさい!!!
りくん
るくん
なんですか??
こくん
いいから!!!
突然慌てふためく ころちゃんを不思議そうに 見つめていると
さくん
2人でしな!!
さくん
りくん
さくん
りくん
付き合うかぁ
さくん
じゃあ、2人ともおつかれ!
さとみくんは りいぬの肩を掴んで 駅とは反対の道に 体を向けた
りくん
りくん
るくん
静かな夜道に 僕らの声だけが響く
僕ら以外誰もいない
冷たい風が 僕らの髪を揺らす
こくん
さくん
なんだか名残惜しくて
手を振ることが出来なかった
ぼんやりと街頭が 僕らを照らしている
だんだん影が延びて
気付けばころちゃんと 2人きりだった
こくん
なんか懐かしいね
るくん
白い息を見つめて 2、3年前を思い出す
よくふたりで 電車に乗ったなぁ
ころちゃんの家に 泊まって2人して寝坊して 駅まで走ったり
仕事帰りの電車で 寝過ごしたり
話に夢中で反対方面の 電車に乗ってることに 気づかないで終点まで行ったり
最近は有名になって きていることもあって
電車よりもマネージャーさんに 車で送り迎えしてもらう 事が増えている
こくん
るくん
渡されたのは 温かい缶のココアだった
るくん
こくん
るくん
こくん
忘れたと彼は言ったが
数年前と同じように
僕の持っていた缶を わざわざ開けて 渡してくれた
るくん
不器用な人...
こくん
少し恥ずかしそうにして ココアを一気に飲み干した
こくん
るくん
るくん
こくん
こくん
騒がしい人
第一印象と何も変わってない
裏表のない 真っ直ぐな人
るくん
鳴り響くアナウンスと 隣の君と酔った僕
このまま時が 止まってくれないかな
昔の君と重なって
この瞬間が儚く感じた
るくん
るくん
横でうとうとしながら 揺られている君
こくん
いつもより近い距離
不思議と高鳴る心拍数
ほんのり香る アルコールの匂い
次に君と電車に 乗れるのはいつになるだろうか
君の酔いが冷めたら
僕にココアを 買ってくれたこと
次は本当に忘れちゃうのかな
照れ隠しでココアを飲んで 火傷したことも
まったく違う記憶に 変わっちゃうのかな
僕だけが覚えてて
君には何も残ってないなんて
そんなの寂しい
るくん
こくん
相変わらず とろんとした瞳で 僕を見つめる
今年が終わっちゃう
その前に
ちゃんと言わなきゃ
やり残したままじゃ いられない
るくん
でもやっぱり怖い
言葉にしたら
君との記憶が全部
悲しい思い出に なってしまうかもしれない
君との関係だって
築き上げてきたもの全て
自分の手で 壊してしまうかもしれない
何よりも君を 困らせてしまうだろう
るくん
拳を握りしめて 窓の外を見つめた
都会なのに星が綺麗だった
なんだか泣きそうになって
バレないように ぐっと堪えた
どうかこの気持ちを あの星まで連れ去って
そう願いながら 最終電車に揺られていた
電車はあっという間に 目的地まで僕らを運んだ
君との帰り道も あとわずか
今年も言えずに終わってしまう
モヤモヤとする 心を抱えて
君との別れまでの タイムリミットを数える
こくん
るくん
こくん
るくん
今年も実家帰るんですか??
こくん
るくん
るくん
こくん
こくん
何か言いかけた時
僕らは分かれ道に立った
お互い足を止めて 黙り込んだ
るくん
るくん
レコーディングの時の話
るくん
こくん
さとみくんだったんだけど
こくん
るくん
こくん
君は寒そうに 足下を見つめた
るくん
こくん
目が合わない君から すこしの緊張感が伝わった
こくん
こくん
るくん
マフラーに埋もれているせいで よく聞き取れなかった
こくん
突然君は顔を上げた
こくん
君は真っ赤な顔を していたのも
僕の顔が熱いのも
きっと
アルコールのせいじゃない
こくん
家族の他に一緒に
いたい人がいて
るくん
心残りがあります
お互いに答えは 分かっていた
空には星が輝いていて
僕らを照らすようだった
こくん
るくん
こんなに月が綺麗な夜は 初めてかもしれない
やっと言えた
これで心置き無く 年を迎えられる
こくん
るくん
君の隣で
来年もその先も
人生の終点まで
ずっと幸せだと 笑っていたい
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コメント
7件
みんなでわいわいした後に1人になると何しようか 何をすればいいかなって暇になっちゃうんですよね、笑 誰かと一緒にいても1人になりたい時はあるし、それでも誰かと笑いあって過ごしたい時もある。 私だけなのかもしれないですが 人間という生き物ってなんだかわがままだなぁって思います🙈
やっぱ物語が神の人って、こんな難しい内容書けるのに、書き方にセンスがあってわかりやすいという、! ぷ。さん凄すぎます(*・ω・)マス♪
ぷ。さんは、言葉選びがすごくきれいで魅力的で自然とすとーりーの世界に惹き込まれます。 今どんな状況かな〜とか今どんな顔してるのかな〜とか無理に想像しなくても自然に思い浮かぶというか、、 ぷ。さんの語彙力分けてほしいくらいです、、() ぶくま失礼します!