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信頼してた私がバカでした。３

第1話 - 信頼してた私がバカでした。３

310

2018年09月09日

#友情

#裏切り

Water Lily

梨々香

誰からのLINEだろ？

ーLINEー

華

りりか、いる？

梨々香

華……

梨々香

いきなり、何だろ

ーLINEー

華

りりか、いる？

梨々香

なに？いきなり。

華

あの……

華

ごめんね

梨々香

なにが

華

えっ

梨々香

何がって聞いてるの

華

その…

華

あいり達と一緒になって無視してごめんなさい

梨々香

ふーん、で？

華

私ね、気づいたの

梨々香

何に

華

りりかは、悪くないって

華

りりかは、間違ってないって

梨々香

華

でもね、それをあえて言わなかったの

梨々香

どうして？

華

だぁって、あっちは多分、謝りたくないから自分達を正当化してるんでしょう？

華

だったら、

梨々香

復讐して懲らしめる

梨々香

でしょ？

華

さっすが、りりか。

梨々香

華と私の思考回路はほぼ同じようなものだもん

華

マジかよ

梨々香

じゃあ、作戦ね

華

うん

梨々香

まず、華はあっちに残って

華

なんで？

梨々香

だって、まずは情報収集でしょ

梨々香

私が居たって私の事を悪く思ってても悪口は言わないでしょ

華

それもそうだね！

梨々香

華はあっちにとっては都合良いだけの私が抜けた分の数合わせだから忘れずに

華

うん

梨々香

前は、無視して悪口言って

梨々香

私が話しかけに行こうとしても止められて

梨々香

都合良すぎ

華

私も、最近思い始めたんだよねw

梨々香

華は優しすぎる

梨々香

だから、利用されるんだよ

華

良いの！

華

だって、そのあと本性表した方が面白いでしょ？

梨々香

こーわっ

梨々香

作戦に戻るね

華

うん

梨々香

私のことを言ってたら、LINEで報告して

華

おけ

梨々香

学校では、あくまでも

梨々香

敵同士だからね

華

うん！わかってる

梨々香

じゃあ、そういう事で

華

あ、

華

待って！

梨々香

うん

華

あいりからLINE来た！

華

今送る

梨々香

わかった

華

あんまり…

華

は、嘘だからね！

梨々香

わかってるって

梨々香

て言うか、バカ過ぎない？

華

？

梨々香

だって、華が私と繋がってるって頭ちょーっと捻れば

梨々香

分かるじゃん

華

だね！

梨々香

これで、あいつらは復讐のターゲットだ

華

楽しみ！

梨々香

それな

梨々香

てか、もう私的には縁切ってるはずなんだけどw

梨々香

だから、今日の朝縄跳びに誘ってきたのかぁ

華

バカじゃんwww

梨々香

じゃあ、また明日

華

ここで、７時すぎくらいに集合ね

梨々香

うん

梨々香

やっぱり、あいつ味方増やしてる

梨々香

どんだけ負けたくないのw

梨々香

まぁ、こっちが勝つけど

～次の日～

梨々香

おっはよ～！

絵莉

おはよ！

華

ﾁﾗｯ

梨々香

ｺｸｯ

華

ｺｸｯ

絵莉

梨々香、何１人で頷いてるの？

梨々香

あぁ、じつは華も味方になった

絵莉

え、じゃあ何で愛梨とかといるの？

梨々香

スパイよ、ス・パ・イ

絵莉

ふーん(o・ω・o)

あっと言う間に５時間目

先生

じゃあ、総合の新聞書き終わった人から視聴覚室でパソコンの入力ゲームしてね

梨々香

はーい

絵莉

はーい

梨々香

てか、私まだ新聞終わってない！

絵莉

私、終わってるから、先行ってるよ

梨々香

おけおけ

梨々香

よしっやるか

かきかきφ(．．)

梨々香

終わった～！

梨々香

パソコン行こ

視聴覚室

がらがら

梨々香

先生、新聞終わったので、パソコンやります。

先生

あぁ、じゃあ愛梨さんの隣でやってね

梨々香

(うげっ、最悪)

梨々香

分かりました

ｶﾞﾀｯ

ｶﾀｶﾀ

梨々香

……

愛梨

！！

愛梨

ここは、こうして

愛梨

それは、こう

梨々香

ありがとう

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ

梨々香

(はーっ、何でよりによって愛梨の隣なの、)

梨々香

はぁ

梨々香

あっ、くそっ

梨々香

あー、もう最悪

愛梨

何したん？

梨々香

(普通に話しかけてくんなよ)

梨々香

(私、絵莉にいってんのに勘違いすんなよ)

梨々香

普通に、ゲームオーバー

梨々香

左手でやろ

愛梨

ホントに良いの？

愛梨

左手だよ？

梨々香

うん

キーンコーンカーンコーン

ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

梨々香

絵莉ー行こう

絵莉

うん、

絵莉

あっ、次理科じゃん！

梨々香

急げ～！

教室

美奈

梨々香、一緒に行こ！愛梨達も一緒に

梨々香

え、良いけど…

絵莉

いいよ、行ってきな！

梨々香

ありがとう！

美奈

愛梨、梨々香と話せて嬉しがってたよ

梨々香

ふーん(-_-)

愛梨

あのさっ

梨々香

なに

愛梨

今まで無視してた

梨々香

そんなの知ってる

愛梨

だから、その…

陽奈子

ごめんね

愛梨

えっ、陽奈子は謝らなくて良いじゃん

梨々香

は？

梨々香

(そんなの私が決めることじゃん。何であんたが決めてんの？)

梨々香

(そもそも、愛梨先に陽奈子に謝らせて自分だけ謝らないってズルすぎない？)

梨々香

あー大丈夫。

放課後

梨々香

絵莉、ごめんね

梨々香

理科の時一緒に行けなくて

絵莉

ううん、大丈夫！

絵莉

それより、仲直りしたの？

梨々香

ううんしてない

梨々香

てか、するつもりもない

絵莉

ｗｗw

梨々香

しかも、勝手に許してもらったオーラ出してんの

絵莉

まじ？

梨々香

うん

梨々香

私、許すって一言も言ってないのに

梨々香

第一、愛梨なんて謝ってない

絵莉

うわ！やだわー

絵莉

そういう人！

梨々香

でしょ？！

梨々香

てか、もう帰らないと

梨々香

じゃあ明日ね！

絵莉

バイバイ！

『信頼してた私がバカでした。』完結です！

次は、『許すなんて言ってない。』と言うその後のお話です。

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