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先に言っておこう
ヒョンとおれは付き合っている。
おれからアタックして、
おれから告白して、
ヒョンと付き合うことになったというわけだ。
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後ろに寝癖をつけてるヒョンが
すっごい幼く見えた。
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今日もまた
一緒に帰れるかなって思ってた。
いつもみたいに、
『いいよ』って笑ってくれると思ってた。
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ヒョンは3年生で
おれは1年生
受験も近づいているんだし
あまりヒョンを困らせたくないと思っていた。
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学年が違うのだから
予定も違うのは当たり前だろう。
そもそも、
一緒に話せるだけで幸せなんだ。
あれから、
ヒョンと一緒に帰る日がほぼ無くなった。
話す時間も減った。
カトクだって。
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たまにはおれだって相手してほしい
構って欲しい。
おれだって一応、
ヒョンと付き合ってる。
もともと、
ヒョンのほうから話しかけてくるタイプではなくて
おれがグイグイ話しかけてた。
でも、
そんなおれをヒョンは好きになってくれたんだから
今だって変わらないはずだよ
こんな事ばかり考えてきたら疲れるし、
たまには空でも見あげようと思って
廊下の窓に腕をかけた。
綺麗な空を見てたら、
心が浄化されていくようでスッキリする。
…ふと、下を見た。
ここからは中庭がよく見えるから。
wh
中庭にある大きな木の下に
ヒョンと、もう1人__
知らない女子生徒がいた。
血の気が引いた。
想像したくなかった。
木の下で?2人きりで?
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ずりずりと崩れるようにしゃがみ込んだ。
知らなくてよかった。
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最近、
ウナクの様子が変だ。
最近は忙しくて、
一緒に帰ってあげられなかったけど
ウナクは、
朝とか、昼とか
会える時には会いに来てくれていた。
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ウナクから話しかけてくれることはもちろん
一緒に帰ることもなくなった。
何かあったのでは、とも考えた。
でも、申し訳なさそうな顔をするウナクを見ると
無理に聞き出すのもよくないと思ってしまった。
あれから2週間以上経った。
ヒョンに変わったことはないのに
おればっかりがヒョンを避けてる。
ヒョンも、
そのことに気づいてる。
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ただの嫉妬で
恋人を困らせて
そのくせ自分は
それを解決しようともしていない。
やっぱり、
話し合った方がいいのかな。
というより、
ヒョンの声が聞きたい。
ブブッ
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いざ声を聞くと、
何故か緊張しちゃって
話したいことが全部吹っ飛んだ。
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返事に時間がかかった。
ヒョンのことで困ってるのに
それを本人に伝えるのは少し勇気がいる。
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正直に言ってみようと思う。
ヒョンなら大丈夫だって信じてるし。
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ヒョンはすぐには答えなかった。
きっと図星ってことだろう。
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気を悪くさせてしまっただろうか
言うべきじゃなかったかな
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こんな気持ち
隠し通せたはずなのに
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図星すぎて
何も言えなかった。
ヒョンがおれのことこんな見てくれてるんだって
ちょっと嬉しくもなった。
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口を開いたら
全部言ってしまいそうな気がした。
ヒョンの声が
あまりにも優しすぎて
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…言ってしまった
考えに考え尽くして
精一杯短くまとめた言葉。
本当は
もっと沢山言いたいけど
ヒョンが真剣に聞いてくれたから
それだけで満足しちゃった。
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『時間ある?』って聞かれたら
もしかしたら、って期待してしまって
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またしても言っちゃった。
…後悔はしてないけど
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場所と時間だけ決めて
おれはすぐに家を出た。
おれが着いたときには
ヒョンはもうすでにベンチに座っていた。
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すぐに隣に座った。
ギュって、
距離はゼロ。
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今のおれの顔は
きっとニヤけが前面に出てる。
ヒョンもニコニコでかわいい。
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ヒョンとこうして二人きりでいることが
こんなに幸せだと思わなかった。
夜だからか知らないけど
何をしても許される気がして
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ヒョンは目を丸くしてた。
そりゃそうだよ
いきなり言われたら誰だって驚くだろう。
でも、
暗くてもわかるくらいに
顔を赤くして照れてるヒョンが
あまりにも可愛くて
気づいたら唇を重ねていた。
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ヒョンはそう言いながら
ふっと頬をかいた。
とってもかわいくて、
守らないとって思った。
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これ以上すると本当に爆発しそうで
唇を離すと、ヒョンは耳まで赤くさせていた。
会えただけでこんなに嬉しくなるなんて
ヒョン
愛してます