家族ごっこ

家族ごっこ

注意事項 ↪︎ 1話をご覧下さい

chapter 6

start

悪夢を見て起きた .

冷や汗が出ていて気持ちが悪い

… 今何時やろ、

5時 …

微妙な時間に起きてしまった

あと1時間後にはいつも起きている時間だけど、1時間寝ると寝過ごしてしまう

迷っているとだんだんと眠気は冷める

シャワ- … 浴びよかな 、

大きな物音を立てないようにそっと風呂場に向かった

鏡に映る自分が醜くく感じる

なんで …

考えない方がいいや

体を拭き 、 制服に着替える

髪や身だしなみを整え朝ごはんの準備をし始めた

ご飯を作り終え 、 久しぶりに手のこったお弁当を作った

いつの間にか6時半過ぎになっていて時の流れが早いことを実感する

みんな起きるころかな、

するとリビングのドアが開く

抱きつくように挨拶をしてくれたこさめちゃん

ふとくせで撫でるととっても嬉しそうな表情を浮かべていた

自慢げに話すと 、 こさめちゃんは興味津々に話を聞いてくれた

さらにぎゅ - と抱きついてくれた

可愛ええなぁ

すると 、 らんらんも眠そうにしてリビングへ来た

2人って仲ええんや …

羨ましさと 、 嬉しさで複雑な気持ちになる

しかしふたりが仲良く話してるのを見るとなんだかほっこりした

いつの間にか家を出る時間になっていて 、 急いで部屋に戻ってカバンを取りに行く

よしっ 、 大丈夫かな、

カバンの中を見て 、 忘れ物がないことを確認する

お母さん 、 行ってきます っ

写真立てを見て 、 部屋を出た

一番乗りで学校に付き 、 整理整頓する

何しようかな - …

手探りで出てきた教科書を見るも、得に意味は無い

迷っていると 、 徐々に生徒は教室へ入ってくる

そういつも通りの会話をする

ふと 、友達がなっちゃんの名前を出した

… まただ

呆れた会話に適当に相槌をして誤魔化す

複雑な話についてけず 、 その場でトイレに行くと誤魔化し逃げてしまった

… あ - いうのって苦手 、

とぼとぼと歩いていると 、 手を引っ張られた

そのまま 、 教室へ誘導された

手を引いた正体はすちだった

そういい 、 俺をすちの隣に座らせる

ﾁｭｯ

くちゅちゅ - ぬちゅっ …

すちの暖かい舌が俺の口に入り込む

耐えきれず 、 漏れた声が恥ずかしい

すちが俺の頬を撫で 、 もう一度深くキスをする

耳を触られ 、 びくっとする

それも 、 すちにとっては可愛いらしい

ほんとに … これでやめてくれるのかな 、、

こさめちゃんがすちくんの部屋に尋ねてきた日

寝起きで頭が回らないこともあったけど 、 突然のことで言葉が出ない

付き合う … って 、 好きな人同士が… って 、 へ… .ᐣ ⸝⸝⸝

パニックになり、 あわあわとしているとすちくんが先に声を出す

ぅおれの話してたんや … ⸝⸝⸝

操るのと操られる関係性を… .ᐣ

そしたら 、 もう辛い思いしなくていいんかな、

嬉しそうなすちくんに複雑な気持ちが芽生えた

聞く … .ᐣ ほんとに… って、

心配になり、言い出すか悩む

でも …

優しく撫でてくれたのがとっても嬉しかった

けど 、それがどこか辛かった