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男友達
いやぁー
男友達
お前が恋するとかあったんだな
礼央
俺をなんだと思ってんだよ
礼央
人間だぞ
礼央
あっいた
礼央
あの
遥
はい
礼央
あなたの妹さんから預かったんですけど
礼央
忘れ物
遥
あっ
遥
ありがとうございます
遥
迷惑かけてすいません
遥
では
男友達
やっぱ
男友達
ちげーな
男友達
俺たちとは
礼央
だな
翌朝
今日も電車に乗って学校に行く
男友達
あっ
男友達
いたいた
男友達
ひょー
男友達
綺麗だな
礼央
だな
顔も見ていないのに
なぜか胸が激しく鳴り響く
男友達
あの黒髮に綺麗な鼻筋
男友達
綺麗な鎖骨に優しそうな顔
男友達
完璧だな
礼央
お前それしか話題ないの？
男友達
うん
放課後に二人の男の話し声がする
礼央
かなしーな
男友達
お前に言われたきゃねえよ
礼央
まぁいいや
礼央
そろそろ帰るか
男友達
おーい
礼央
お前帰りの電車違うから
礼央
ここでお別れな
男友達
おう
帰りの電車あまり人のいない空間
俺は椅子に座り眠った
コンっ
礼央
んー
礼央
なんだ
俺の肩に何かが乗った
礼央
はっ
そこにはあの女の子がいた
華
んぁぁぁぁ
華
ん？
彼女は俺の方を見てこう言った
華
すいません
そう言った途端
彼女と目があった
その瞬間僕たちは恋に落ちた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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