コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ぬしでぇす
ぬしでぇす
ぬしでぇす
ぬしでぇす
ぬしでぇす
ぬしでぇす
ぬしでぇす
ぬしでぇす
そして______あっという間に春休みがすぎ,四月がやってきた。
今日から新学期。新しい学年の始まりだ。
正門からくつ箱へ続くレンガ道には、
満開を少しすぎた桜の木から,
風が吹くたびに花びらが降ってくる。
ひよりはその下を,律花と一緒に,ドキドキしながら歩いてたいた。
西山ひより
中野律花
西山ひより
真っ赤になって,思わず二、三歩あとずさりしたひよりは、
どんっ,と,誰かにぶつかってしまう。
西山ひより
あわてて,よく相手も見ずに頭を下げていると,律花に呼ばれてしまった。
中野律花
手まねきする律花に大急ぎでかけよる。
くつ箱の入り口のガラス戸に、
1年,2年,3年,それぞれのクラス割表が貼り出されていて,人だかりができていた。
西山ひより
2年1組から順に,自分の名前を目で探す。
西山ひより
1組に律花の名前があった。だが,ひよりの名前は________ない。
中野律花
律花の方が先に,ひよりの名前を見つけてくれた。
西山ひより
よかった,と、笑いながらひよりをふり返った律花は、
ひよりがもう目に涙をいっぱいにためているのを見て,さすがにあきれた。
中野律花
しくしく泣き出したひよりのかわりに,二組の名簿をすばやく目で追う。
中野律花
律花は,ぱっと明るい顔になり,ひよりの肩をゆする。
中野律花
その言葉にひよりの涙は引っ込んだ。あわてて名簿を見直す。
西山ひより
中野律花
ウワサをすれば,正門の方から,結心が淳平と一緒に、
ゆっくりと歩いてくるのが見えた。
二人がクラス表にたどりつく前に、
何人もの男子や女子から、
「結心,2組だよ」「同じクラス,よろしく!」
と報告されている。
広瀬結心
_______________
ぬしでぇす
ぬしでぇす
ぬしでぇす