祐希翔
詩音ちゃん、俺に隠してる事ない?
神戸詩音
えっ...
神戸詩音
(まさか...盗撮バレた...?)
神戸詩音
(いやいや、どっちにしろ見せることになるんだし、ここは正直に...)
神戸詩音
はい...翔がお母さんとホテル入ったとこを盗撮してました...
祐希翔
...え?
神戸詩音
...え??
祐希翔
待って待って待ってどういうこと!?!?
神戸詩音
逆にこれ以外にある!?隠してる事
祐希翔
ほら、テストの点数...
祐希翔
...じゃなくて!!!盗撮の件詳しく教えてもらおうか!!
神戸詩音
(...え??気づいてなかったの?まじ...?)
神戸詩音
(まぁまぁ...とにかく理由を...)
神戸詩音
ほ、ほら、私たちの親、両方毒親じゃん
神戸詩音
それで...その...盗撮を見せて縁を切ろうと...
祐希翔
...なるほどね
神戸詩音
だってほら!私は翔に養ってもらってるわけだし!!
神戸詩音
ぶっちゃけ、親がいてもメリット無くない...?
祐希翔
そうだね、そうなんだけど...
祐希翔
...それって、俺も同席しなきゃダメかな...?
神戸詩音
もちろんですとも
神戸詩音
わたくしまだ未成年ですからね?
神戸詩音
市役所の手続きとか出来ないわけですよ
祐希翔
それにさ!万が一父さんが詩音ちゃんに手出したりしたらっ...
神戸詩音
だったらなおさら同席してよ!!!
祐希翔
う...確かに...
神戸詩音
じゃあ決まりだね!
祐希翔
...気が重い...自業自得だけどさ
ちょっと強引だったけど、翔は了承してくれた。
それにしても、あんなに恥ずかしがってる翔を見るのは初めてだ
早速、私たちはお母さんのいる家に向かった。
神戸香里(母)
は?詩音?なに急に
神戸香里(母)
って、翔くんも!?
神戸詩音
急でごめんね
神戸詩音
今日はちょっと話があって
神戸香里(母)
話ってなによ、文句でも言いに来たの?
祐希翔
香里さん、あの...この前の件ありましたよね
祐希翔
それが、詩音ちゃんに見られてたらしくて
神戸香里(母)
は!?なにそれ!?
神戸詩音
単刀直入に言うね
神戸詩音
私と縁切ってくれないかな
神戸詩音
養ってくれてるのは翔だしさ
神戸詩音
お母さん、お金出してくれたこともないよね
神戸詩音
これ以上一緒にいても、いいことないと思う
神戸香里(母)
その言い方何よ...!
神戸詩音
...再婚した途端、私のこと翔に押し付けてさ
神戸香里(母)
押し付けるなんて...
神戸香里(母)
あんたのことをここまで育ててあげたのは私なのよ!?
神戸詩音
あのさ!!!
神戸詩音
あんたに育てられてる間、どんだけ辛かったかわかる!?!?
神戸詩音
いっつも家に知らない男連れ込んでさ!
神戸詩音
真夏でも真冬でもその間は家に入れてくれなかったよね!?
神戸詩音
警察に何回も注意されても治らなかったよね!?
神戸詩音
むしろ警察の世話になるなって逆ギレしてきたよね!?!?!?
神戸香里(母)
っ...
神戸詩音
それで''育ててあげた''って何!?
「そんな親いらない!!!!!」






