にょヘ(°◇、°)ノ
にょヘ(°◇、°)ノ
にょヘ(°◇、°)ノ
にょヘ(°◇、°)ノ
にょヘ(°◇、°)ノ
にょヘ(°◇、°)ノ
にょヘ(°◇、°)ノ
にょヘ(°◇、°)ノ
クロノア
医師
病室に沈黙が続く。
「お、……俺………α……ですよ…?」
医師は俺の放ったその言葉が信じられないのか口を開けたまま固まっている。
医師
医師
長い長い沈黙を破ったのは医師の困惑したような声だった。
医師
クロノア
医師
クロノア
医師
医師
まぁ困惑する気持ちも分かる。
だって俺も信じられてないし困惑してるもん。
いや、誰だって急にあなたはαじゃなくてΩです。 って言われたら困惑するでしょ? だって今の今までαとして生きてたんだから。
医師
クロノア
医師
医師
クロノア
医師
クロノア
クロノア
自宅のドアを開けてそう言うとカバンを下ろした。
時計を見るともう夕方に近く、今日は何も出来なかったな…と少し悔やむ。
あれから性別検査をしなおして、血液検査とかも色々やって正直言ってめっちゃ疲れた。
クロノア
一息ついてから病院で医師の困惑した顔を思い出す。
「α…なんですか?」
…α。 そう。俺はαなのだ。
俺の性が判明したあの日から何度確認しても誤診でも手違いでも何でもなかった…
初恋が散っても諦めきれず、離れるに離れられなくて、そのまま大人になって。
社会に出ていろいろ学んで、やっとやっと一緒に過ごしていても辛くならないくらい諦められてきたのに…
なんで今…俺がΩかもしれないだなんて…
そんなの…
トラゾー
クロノア
病院での出来事を思い出しているとトラゾーが部屋から出てきた。
そういえば今日…帰るの早かったんだっけ…。
トラゾー
トラゾー
トラゾーはそう言いながら俺の方に来て両手で俺の顔を包み額同士をくっつけ俺を見つめる。外の空気で冷えた俺の頬をトラゾーの手が暖めた。
クロノア
昔からトラゾーは俺にこういうことをしてくる。俺の気持ちも知らずに。
される度に胸が締め付けられて目が熱くなるのを我慢する俺の気持ちにもなって欲しい。
心境がぐちゃぐちゃなせいか心の中でトラゾーに悪態をついてしまう。
そんなの……ずるいよ…。
クロノア
クロノア
出かけた言葉を飲み込み、笑顔を作る。 早くトラゾーから離れないとどうにかなってしまいそうで。
トラゾー
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
俺はトラゾーの顔を見ないようにしていそいそと自室に入っていった。
トラゾー
クロノア
声を揃えてそういい晩御飯を口に運ぶ。
トラゾー
トラゾー
トラゾー
クロノア
…今日のこと…トラゾーにちゃんと言うべき…なんだよね。
…でも…もし俺がΩかもしれないなんて言ったら…
この生活は…終わるのかな…?
トラゾー
そうなったら今度は本当にトラゾーのことを諦めなくちゃいけない。
もし俺がΩで、トラゾーに話す前にヒートが来たら…俺は…トラゾーを拒否しきれる自信がない。
トラゾー
トラゾーは俺と番うなんて嫌だろうし…契約解除されるんだろうな…
確か番契約を解除されたΩはαに捨てられた傷が深く残り精神が不安定になって自殺してしまうような例が多いんだっけ…?昔そう習ったよな…
そしたら俺…どうなるんだろ…。
トラゾー
でも何よりトラゾーの重荷にはなりたくない…
トラゾー
クロノア
クロノア
ぐるぐると考え続けているとトラゾーに強く呼びかけられ我に返った。
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
クロノア
クロノア
クロノア
トラゾー
トラゾーに心配され誤魔化すとトラゾーはまだ心配だというような顔をしながらそういった。
クロノア
大丈夫。まだ俺がΩだと決まった訳では無い。あくまで今は可能性の話なのだから。
焦ることは無い。大丈夫。大丈夫だ。
そう自分に言い聞かせ皿を持って椅子から立とうとした
その時だった。
クロノア
クロノア
トラゾー
いきなり体に力が入らなくなりその場にペタンと座り込む。
クロノア
クロノア
クロノア
訳が分からなくて戸惑っていると今度は体が火照り始め息がしずらくなっていく。 下腹部がずくん、と疼いた。
クロノア
クロノア
クロノア
俺は自分の体に何が起こったのか悟り、絶望した。
クロノア
これ……
……ヒートだ………
コメント
24件
大好きです。大好き…好きすぎる…らびゅー…(キャーーーーーーーーー_( ;ᯅ; _ )バァンしぬぅ??????てんさいすぎてしぬよぉ????????だいすきですぅ!?????)
クロノアさんは察するの早そう(偏見)書き方が好き。╰(*´︶`*)╯♡ 続き待ってます!!!