ろぉる(作者)
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⚠️めちゃ長い!
…なんか、よく寝た気がする。
目の前には知らない天井があった。
ぼんじゅうるside
ぼん
ぼん
ぼん
状況が掴めない。 何がどうして今、こうなってるのか。
ぼん
体はところどころが痛み、動かしづらい。
ぼん
体を動かしてみて気がついたが、俺の腕には点滴が、口には酸素マスクが付いたままだった。
ぼん
ぼん
ようやく、思い出せた。 俺は事故に遭ったんだ。
ぼん
暗いから、夜なんだろう。 俺は、慎重に体を起こす。
ギシィ
ぼん
俺の隣には、ベッドに顔を埋めて寝ているおんりーがいた。
おん
喉が渇いた俺は、おんりーを起こさないようにベッド横に置いてあるペットボトルの水に手を伸ばす。
ぼん
点滴はよくわからないので、そのままにしておく。
ぼん
力がうまく入らず、ペットボトルがなかなか開けられない。
ぼん
ぼん
力を入れたことで体が痛み、声を出してしまった。
おん
おん
おんりーを起こしてしまった。
ぼん
ギュッ
ぼん
なんとか声は抑えられた。 危ない危ない…
おん
おんりーは俺に抱きつくと、泣き出してしまった。かなり心配させてしまったみたいだ。
俺はおんりーの頭を撫でる。
ぼん
おん
おん
おん
おんりーは、俺が怪我したことを自分のせいだと責任を感じているようだ。
ぼん
おん
ぼん
おんりーはようやく泣き止み、俺の顔を見る。
おん
おん
ぼん
破壊力がえげつない。 また眠れと言ってるようなもんじゃないか…w
ぼん
ぼん
おん
うん。可愛い。
おんりーside
い゛っ!
気づくと俺は眠ってしまっていたようで、声がしてようやく目覚めた。
おん
ぼんさんが目覚めていた。
おん
ぼん
ギュッ
俺は反射的に抱きついていた。
おん
よかった、本当に。 不安だった、心配だった。 思いと共に涙が溢れ出す。
ぼん
ぼんさんが謝らなくていいんだよ。 俺のせいなんだから…、俺が謝らないとなんだから。
おん
おん
言葉にしただけなのに、涙が止まらない。
おん
ぼん
…ぼんさんは優しいな、優しすぎる。
おん
俺を庇ったから怪我をしたんだ、貴方は。 俺にとっては、謝っても謝り足りない。
ぼん
そうだよな、無事だったんだ。 それだけでいいんだ。 俺がぐずぐずしてても、迷惑かけるだけ。
そう思うと少し、気持ちが楽になる。 それと同時に冷静な思考回路が復活する。
おん
怪我してるのに、抱きついたのか… あほか、俺…
おん
ぼん
ぼん
…そういえば、そんなこと言ってたな、?
おん
俺としたことが… 恥ずかしい。
めん
おおはらmen side
めん
声が聞こえて、俺は目覚めた。
徐に顔を上げると、おんりーと、ぼんさんの姿があった。
めん
そう、「ぼんさん」の。 …目覚めていたのだ。
おん
ぼん
おん
ぼん
おん
ぼん
…会話に入るタイミングが分からず困っていたが、ようやく入れそうだ。
めん
ぼん/おん
2人して驚きすぎだろ。 こっちが驚いたわ。
めん
おん
ぼん
めん
めん
ぼん
めん
めん
おん
カチッ、パカ
めん
おん
ぼん
ぼん
めん
おん
めん
ぼん
めん
おん
普段冷静なおんりーらしからぬ。 テンパりまくってたんだろうな…
ドズルside
…ーズさん〜!
…ーくん〜!
起きてください!
声がして僕は起きた。
どず
どず
めん
おら
ガバッ
僕はソファーから飛び起きた。 そこには、おんりーと話すぼんさんがいた。
駆け寄って、ぼんさんの手を握る。
どず
おん
ぼん
どず
どず
ぼん
おら
ギュー
ぼん
おら
おらふくんは涙目になってそう言った。心配していたのはみんな同じだからね。
ぼん
コンコンコン
おんりーside
コンコンコン
おん
返事をすると看護師さんが入ってきた。
看護師
看護師
ぼん
どず
おん
めん
看護師
ぼんさんは点滴を外してもらい、異常がないか検査をされた。
看護師
ぼん
どず
看護師
ガチャ
おら
ぼん
元気そうに見えても、痛いものは痛い。安静にしてもらわないと。
おん
めん
ぼん
どず
おら
ぼん
みんな
それから俺たちはぼんさんの看病を続けた。
〜2ヶ月後〜
タタッ
ぼん
おん
ぼんさんは完全に回復した。
今日は、あの日行けなかった服屋に行く。
おん
ぼん
服屋に向かいながら他愛もない話をする。
あの日、出来なかったくだらない話を。 笑顔を。
こんな日常が、ずっと続けばいいのに。そう思わずにはいられない。
俺は今、体感する。
このなんともいえない、 安心感。喜びを。
気がつくことなく、 失いかけていた感覚を。
〜回想〜
3人が買い物に出かけた、 2人きりの病室で。
ぼん
おん
ぼん
ぼん
嬉しいと同時に、少し怖かった。 あの記憶が染み付いているから。
おん
ぼん
おん
ぼん
おん
ぼん
おん
でも、こんな会話をしているうちに恐怖心は薄れる。
ぼん
おん
ぼん
ぼんじゅうるside
俺は今、あの日の約束を果たす。
ウィーン
ぼん
おん
店内の服は、もうすっかり夏物ばかりだ。
ぼん
おん
ぼん
おん
ぼん
おん
おんりーなら絶対似合うぞ 出てくるのを楽しみに待つ。
カシャァー(カーテン)
おん
ぼん
おん
ぼん
おん
ぼん
おん
こんなふうにおんりーを着せ替え人形にして楽しんだ。
実に可愛かった。
おん
ぼん
ぼん
おん
おん
ぼん
おん
おんりーに押し負けてしまった。 まあ、嬉しいけどね。
おんりーside
ぼんさんに散々着せ替え人形みたいにされた後。 今度は俺がぼんさんの服を選ぶ。
おん
ぼん
ぼんさんは身長が高いから、シュッとした服が似合うはず。
〜数分後〜
おん
ぼん
おん
ぼん
喜んでくれるかな…?
シャァー(カーテン)
ぼん
おん
ぼん
おん
おん
ぼん
ぼん
おん
そんな感じで1日は楽しく過ぎていった。
おらふくんside
こんちゃっちゃ! おらふくんです。
急に僕が出てきてびっくりしてるよね?なぜここにいるかって?
おんりー達を観察するためや! ついでに、ドズさんとめんもいるよ⭐︎
おら
どず
めん
おら
どず
めん
コソコソ、タタタ
ウィーン
めん
おら
どず
おら
めん
てなわけで、店内に潜入。 2人を陰から観察するよ!
…いや、可愛い!!
おおはらmen side
めん
おんりーが試着した姿が可愛すぎる。 陰からでも最高…。
恥ずかしがってるのもまた… ナイスすぎるぜ。
おら
どず
めん
おら
どず
おら/めん
おんりーside
服を買い終わってお店から出た。
おん
ぼん
おん
ぼん
おん
ぼん
ガサッ
おら
ぼん/おん
どず
めん
おん
おん
どず/おら/めん
ぼん
おん
どず/おら/めん
おん
おん
めん
おら
どず
おん
ぼん
こうして長いような短いような1日が終わった。
あの事故も、過去の話。 思い出の一部なのかもしれないな。
〜END〜
ろぉる(作者)
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♡100→Next
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