ムー
主
ムー
主
ムー
あれから、ラムリだけに主を任せては主が疲れすぎてしまうかもしれないという話になり、デートには、ラムリとナックの両名が来ることになった。
コンコン
ムー
主
ナック
本日はお日柄もよく…。
ラムリ
主
ナック
ラムリ
主
暫くいがみ合う2人であったが、主がなだめ、お出かけがスタートする。
地下の執事室
ラト
ミヤジ
ラト
今まで、みなさんは主様の執事でしたが、それが、彼氏という呼び名に変わっただけのことではありませんか?
ミヤジ
ラト
ミヤジ
ラト
ミヤジ
ただ、心を揺さぶられる熱い感情と身体の高鳴りを感じた者同士が結ばれて、恋人になる。それは、本来、1人対1人であるはずが、1人対16人になってしまった。と伝えた方がわかるだろうか?
ラト
ミヤジ
ラト
ミヤジ
ラト
ミヤジ
ラト
部屋を出るラトを見送り、1人考えるミヤジ。
ミヤジ
一方、主たちは
主
ナック
主
ラムリ
ラムリ
主
ナック
主
ナック
主
ナック
ラムリ
主
ラムリ
主
そうして、主たちは海へと向かう。
主
ナック
主
ラムリ
主
ラムリ
ナック
主
と主がいなくなると
ナック
ラムリ
ナック
ラムリ
ナック
心に引っ掛かりを感じ、立ち尽くすナックを他所に、ラムリはサッサと着替えに向かった。
女性更衣室
主
主
主
あっ、この水着可愛い。フルーレが作ってくれたのかな?後でお礼言わなきゃね。
緊張と期待で独り言の多い主であった。
着替え終えた主が、再び浜辺にくると、ラムリとナックもすでに着替え終えて待っていた。
主
ラムリ
主
ナック
主
ラムリ
そんな可愛い主様は、ボクがお守ります。安心して遊んでくださいね。
主
ラムリ
そういい、キャッキャキャッキャと水遊びをする主とラムリを浜辺で1人見て、更にトゲが刺さったように胸が痛むナック。
ナック
主
と手を振る主にナックは少しだけ元気を取り戻した。
ナック
ラムリ
パシャッ
主
そりゃ~!
パシャッパシャッ
ラムリ
主
パシャッパシャッ
ナック
パシャッ
そして、ひとしきり浜辺で遊んでいると、ラムリが突然声をあげた。
ラムリ
ラムリが指さす方を主とナックが見ると、そこにはぽっかり口を開けた洞窟が見えた。
ラムリ
主
行こう行こう!
ナック
主
ラムリ
大丈夫ですよ。主様。何があってもボクが守りますから。ですから、ボクと一緒に行きましょう。
主
ナック
ラムリ
ナック
主
ナック……………。)
主
そんななんとも言えない空気の中、 3人は洞窟に入る。
洞窟には、鳥居があり、どうやら奥につづいているようだと3人は奥へ奥へと進む。
主
ナック
主
ラムリ
主
ナック
主
ラムリ
ナック
パンパンッ
3人は自身の胸の前で両手を合わせ叩くと祈願した。
ラムリ
ナック
主
そして、祈願を終えると3人は元来た道を戻っていく。
そこで、ラムリがまた気づく。
ラムリ
主
ナック
主
そして、細い道を1列になって進む3人。ラムリは、運動神経が良いため難なく進んで行くが、主は、細い道で横が真っ暗闇の先の見えない崖のような空洞のような道におっかなびっくり進む。
ナック
主
ナック
ナック
主
ラムリ~!気にしないで先に行って待ってて~!
ラムリ
すぐに戻って来ようとするラムリになんとか大丈夫だと手を振ろうとしてバランスを崩した主は崖の方へ落ちていく。
主
ラムリ
ナック
ガシッ
ナックは、主と共に落ちる。主が怪我をしないように抱きしめながら…。 果たして、2人は無事なのか…?
次回へつづく