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雛森〇〇

もう太宰さん!

雛森〇〇

ツケ、何時になったら払うんですか!

太宰治

うん〜?

太宰治

〇〇ちゃん髪型変えた?似合ってるね〜

雛森〇〇

話しを逸らさないで下さい!

〇〇がうずまきで働き始めて二ヶ月。 二人はすっかり仲良くなっていた。

ぷりぷりと怒る〇〇を愛おしげに見る太宰。

頬を膨らませながら〇〇は考える。

偶に見る太宰のその瞳は、 一体どのような感情からなのだろうと。

人が好いているお人に見せるような、 はたまた愛している実の子供を見るような。

慈愛に満ちた、そんな瞳。

〇〇はその瞳を向けられる度に胸が締め付けられ、 何とも云えない気持ちになった。

太宰治

そうだ、〇〇ちゃん

太宰治

今度のお休みに何処か出掛けない?

雛森〇〇

えっ?

太宰治

いやね、もっと君の事を知りたいなぁと思って

「如何?」と横目で聞いてくる太宰に 一瞬戸惑う〇〇。

此の歳の男女が二人で出掛ける… それ即ち逢瀬(デェト)なのでは?

雛森〇〇

ふ、二人でですか?

太宰治

そう、二人で

雛森〇〇

あわわ…

目を細める太宰に余計鼓動が早くなるのを感じる。

今迄もお客に仕事外で会いたいと 誘われる事は多々あった。

けれど興味の無い男性と二人きりは少し心地が悪くて、 毎度断っていたのだ。

雛森〇〇

い、良いですよ勿論

太宰治

本当かい?

太宰治

なら次の土曜、此のお店の前で待ち合わせよう

気付いたら口が勝手にYESと答えていた。

あれ、如何して?男性と二人きり、厭じゃないの? と、疑問が湧く。

〇〇が何故此の時断らなかったのか、 嫌悪感を抱かなかったのかを知るのは、

もう少し先の話だ。

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