話し合いのため、
洸人と京介は
2人で病院に来た。
洸人
柾哉
京介
柾哉くん
柾哉
お、おう
来てくれてありがとう
洸人
体調はどう?
柾哉
平気落ち着いてるよ
京介
副作用は??
柾哉
まぁ、耐えられるよ
洸人
そ、っか、、、
2人
(なわけないよ、顔真っ赤で、目の下のクマすごいし、そもそも起き上がれてないのに、平気って)
2人
(嘘ついてる、これがメンバーの言ってたやつか。)
柾哉は薬の副作用で高熱が出て、
ベットから起き上がれない日が続いていた。
洸人
あの、さ、
洸人
柾哉、本当はしんどいでしょ。
柾哉
え?
洸人
柾哉は、しんどいことを知られたくないから言わないんだろうけど、
洸人
俺ら気づいちゃってる。ごめん。
洸人
隠さないで、俺らを頼って、ほしい
京介
知らないふりするのが柾哉くんのためではないと思って。
京介
俺ら今日話に来た。
柾哉
なんだ、そんなことか、
洸人
そんなことって、俺らガチで心配してるよ、今。
柾哉
心配は平気。しないでほしい。
柾哉は平気なふりをするのに精一杯でうまく話が噛み合わない。
洸人
あのさ、もう、はっきり言う、
洸人
少なくとも俺ら2人は、柾哉が病気と闘っているから、頑張ってるの知ってるから、
洸人
なるべく柾哉の気持ちに寄り添いたいって思ってる。
柾哉
・・・・。
洸人
でも、柾哉が嘘ついて、隠してると、
寄り添いたくても寄り添えない
洸人
柾哉を救えないんだよ。
京介
本当にそうだよ、話してほしい。
京介
できることなら、なんだってするんだから。
柾哉
・・・・。
洸人
俺ら、仕事忙しくて、なかなか来れなくて、悲しくさせてごめん、
京介
ねぇ、お願い話して、、。
柾哉
いっぱい考えさせて、
柾哉
心配かけて、
柾哉
迷惑、かけて
柾哉
ごめん。
京介
いや、、そうじゃなくて、、
洸人
まっきー(柾哉の話を聞こうと伝えるかのように膝を叩く)
柾哉
俺、みんな忙しいから
柾哉
迷惑かけないように、わざと隠してた
柾哉
俺のとこに来ちゃうから、休む暇なくない?みんな
柾哉
大変じゃん
柾哉
俺が病気になったせいでみんなが大変な思いするのは、どんな辛い副作用より耐えられないんだよ。
京介
話してくれた、嬉しいよ。
洸人
うん。俺も。泣きそうだよ?
柾哉
なんで、笑
柾哉
泣かないで。
京介
心開いてくれた感じがして。本当嬉しい
柾哉
・・・(作り笑い)
洸人
ん??
洸人
どした?
洸人
まだ全部言えてない?
洸人
スッキリ出来てない??
京介
なんでも言って、
柾哉
・・・
柾哉
お、おれ、、
柾哉
足手まとい、だからさ、
柾哉
迷惑かけちゃうからさ、
2人
うん?
柾哉
グループから卒業したい。