山本先生
もういいぞ天谷
玲央
はいありがとうございました
多目的ルーム
鈴木
…
松山
…
職員室
山本先生
ふぅ
高野先生
気は済みましたか?
高野先生
思ったのとは少し違う回答だったようですね
山本先生
─はは君の言う通り…俺の思いすごしだったらしい…
山本先生
わからんもんだ…生徒たちにも悪いことしたよ…
高野先生
…
高野先生
それより山本先生ももっとご自分のことを考えられた方がいいかと…
高野先生
あまり勝手なことをされていると今後の教員生活にも影響しかねませんよ?
山本先生
はは…そうだな…肝に銘じておくよ
鈴木
へぇ…じゃあ俺たちの話はなかったってことか
…
玲央
う…うん
松山
ペナルティ1だな
玲央
え…!!
鈴木
ふぅ…
鈴木
なにつまんねぇ嘘ついてんの?お前
玲央
…!!
玲央
いや…僕はただ…!!
鈴木
ただ俺らの気を悪くしねぇ様にってか?
鈴木
そんくれぇ分かってるよ
鈴木
だとしても嘘は嘘だ
鈴木
裏切り行為に変わりねぇ
鈴木
ペナルティ1だ
玲央
な…何?その…ペナルティって…
松山
は…それは単純なこと
松山
仲間裏切ったらペナルティを負って何かで償わなきゃなんねぇってことさ至極当然な仲間ルールだろ?
玲央
─!!
仲間…!?
いつの間に僕も…?
バッティングセンターに行ったことで?
先生に言わなかったら認めた=仲間ってこと!?
齋藤
ハァ…ハァ…
齋藤
あったよサイダーオレ!
齋藤
これのことだったんだね!
齋藤
カルピーソーダぁ!!
鈴木
…
鈴木
いや?
鈴木
何勝手に違うやつ買ってきてんの?お前
鈴木
まじ精神的苦痛だわ
鈴木
これじゃ減らすどころか倍増だな
鈴木
これでペナルティ3万超えたわ
齋藤
え!?そんなぁ増えすぎじゃあ
ペナルティ…
こ…これって…
僕の…
僕の…未来…?