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また朝が来た。
憂鬱な朝
今日は高校生活初日
遅刻をする訳には行かないので重たい体を起き上がらせる
中学で不登校の私
高校くらいは行かなくちゃ....
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髪に軽くクシを通す
鏡を見る度にため息がでる
本当に最悪だ
だるい....
足が重たい
行きたくない....。
そんな心を隠し
私は学校に行く準備をする
私はリビングへと足を動かす
親はいない
いつもの事
もう慣れたこんな生活
お父さんはとっくの昔に家を出ていった.....。
お母さんの居場所も分からない。
そんな日々
独りは良い
疲れないし人の顔色を伺う必要がない
信頼できる人なんていない
友達もいない
いらない
そう心に呟く
朝ごはんを口に入れる
味がしない...
もうこんな時間....
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