ご飯の後はみんなでゲームして 相変わらず大騒ぎになって
しば
ゆあんくん
シヴァさんなんてゆあんくんと 初めてあったとは思えないくらい打ち解けちゃって
なおきり
しば
なおきり
ゆあんくん
とっても楽しそうに遊んでて
しば
なおきり
なおきりさんもムキになって 参戦して
るな
ゆあんくん
るな
しば
なおきり
るな
私FPS滅多にやらないのに 三人の楽しそうな雰囲気につられて ゲームに参加した。
勿論結果は惨敗だけど…
なおきり
しば
るな
なおきりさんとシヴァさんが白熱してる時 ゆあんくんがこっそり話しかけてきて
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくんは 私に目線を合わせて、優しく笑っていた。
ゆあんくん
たっぷり遊んで気づけば終電間近
なおきり
しば
しば
ゆあんくん
みんなで玄関で見送ろうとした時…どうしても外に出ないといけない用事が、私にはあった。
るな
るな
しば
るな
るな
ゆあんくん
ゆあんくんが、ちらりと二人を見た。
なおきり
るな
なおきり
るな
いつも止まってから気づくから なおきりさんに怒られる。 これで二度三度連絡取れなくなって 困ったことがあったからだ。
しば
しば
るな
るな
なおきり
呆れたような心配してるような声がする。 靴を履き、ゆあんくんより先に私は外へ出た。
ゆあんくん
ゆあんくん
なおきり
しば
ゆあんくん
ゆあんくん
なおきり
しば
…後ろの方でゆあんくんが
ゆあんくん
ふたりに何か話していたこと。 るなは何にも知らなかった。
バタン…
なおきり
なおきり
しば
しば
扉の向こう側では 二人はどんな話しをしていたのだろう。
るな
ゆあんくん
ビュッ
るな
ゆあんくん
夜道に時折春の風が吹く
コンビニまで支払いに行き、"暗くて危ないから"…とゆあんくんがマンションまで送ってくれることになった。
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
久々にあったゆあんくんは あの頃よりは背が高くなったけど 他は昔と同じ。
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
手にはホットのコーヒーのペットボトル 私の前に掲げてくれた。
るな
ゆあんくん
ゆあんくんにコーヒーが似合わなくて 飲んでる姿をじっと見てしまう。
るな
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
私は何か覚えてるのかな 楽しく遊んでいた記憶と
るな
るな
隣にいてくれた安心感。
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
そこまで言うとゆあんくんは 少しだけ寂しそうにコーヒーへ口をつけた。
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
るな
るな
るな
るな
ゆあんくん
るな
るな
るな
るな
るな
大好きなふたりを思い浮かべながら 想いを口にする。
あらためると、なんだか照れちゃうな。
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
ゆあんくんがボソリとはいた言葉は るなには届かなかった。
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
相変わらず優しいゆあんくんに嬉しくなる。
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
急にゆあんくんが立ち止まる。 るなは気づいてなくて、数歩先へ行ったところで気づいた。
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
ゆあんくんが何か言ってるけど聞こえない。
ザアッ
ゆあんくん
強い春の風が吹く。
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
風がゆあんくんの言葉を持っていってしまって 聞こえない。
ゆあんくん
るな
ゆあんくんがるなの頭に手を伸ばす。
ゆあんくん
一度頭の上に置かれた手は あの頃よりも大きくてあったかかった。
るな
ゆあんくん
ほら葉っぱついてる。 ゆあんくんが頭についてた葉っぱを取ってくれた。
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
ちょっと困ったように笑うゆあんくんが 印象的だった。
ゆあんくん
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
るな
ゆあんくん
るな
ほら行こう。 昔と同じように ゆあんくんは笑ってるなのとなりに並んだ。
るな
しば
るな
家に帰るとシヴァさんが片付けしていたらしく 腰にエプロンを巻いていた。
しば
るな
しば
しば
るな
しば
私に背を向けて食器を片してる。 表情はわからないけど、とっても静かな声だった。
るな
るな
るな
ほとんど思い出話だったので 最後にした話しを伝えた。
しば
るな
しば
しば
急に肩を掴まれて
るな
後ろから抱きしめられる。
しば
るな
はぁー…とため息が頭の上で聞こえた。
ぼんやりつぶやくシヴァさんに ただただじっとしてるしかなかった。
コメント
4件
ゆあんくんの言ってることめちゃめちゃかっこよ、、、
「三人目にはならない。」ってそういうことね!言われなかったらわかんなかったw続きがきになるぅ!