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主
主
どうして
どうして
??
こんなことに、、
それは
ある日のことだった
奈々
奈々
母
まゆとは
私の大切な
大切な
いとこだった。
いつもやさしく
喧嘩など一度もしなかった
一昨日会ったばかりなのに
あんなに元気にしてたのに
庭でも一緒に競争したのに
彼女は息をひきとった。
奈々
奈々
奈々
奈々
奈々
まゆ母
まゆ母
まゆ母
奈々
奈々
奈々
こんなこと信じたくなかった
でも
信じるしかなかった
まゆは当然戻ってこない
そんなこと分かってるのに
いつか人は死ぬのだって
分かってるのに
どうしても
信じられない
信じたくない
まゆ母
奈々
亡き骸のことだろう
そんなの見たくない
見たくないのに
奈々
奈々
奈々
奈々
まゆ
奈々
まゆ
ごめん
私が
私が変わりに死んでれば
よかったのに
なんで死んだのかは
不明
夜寝てから起きなくなり、
死亡が確認されたそう
おかしい
おかしい
急に死ぬなんて
おかしい
アナウンス
奈々
母
奈々
奈々
奈々
奈々
数分後
アナウンス
奈々
アナウンス
スタッフ
奈々
こうして葬式は終わった
まゆは燃やされた
灰になった
辛くて
辛くて
仕方がなかった。
ある日
家にこもっていた
気を紛らわすために
スイッチでもやろうかなと
手にとった。
フレンドにはまゆがいた
スイッチが好きで
ほぼずっとやってたはずなのに
ずっとオフライン
知ってる
まゆはもういない
そんなの知ってる
なのに、
なのに、
奈々
数分後
やっと泣き止んでいた
奈々
奈々
まゆは最後に、8番出口という
ゲームをやっていたそう
私もそれを持ってれば
おんなじゲームできたのにな
母
奈々
奈々
母
奈々
お母さんの手元には
8番出口と書かれたカセットがあった
母
母
奈々
母
奈々
早速カセットを差し込み、
ダウンロードが終わり
開こうとしたその時だった。
まゆ
奈々
奈々
どこからか声がした
絶対にまゆだ
でもなんて言ったか、
分からない。
泣きながらプレイした
その時だった
画面から手が複数あらわれ
私は意識を失った。
主
主
主
主
―小説という文章だけで皆様に幸せを運べますように―
主