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れなみん
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れなみん
第1話
"落ちた音"
練習試合後の練習(？)
ｷｭｯ、ｷｭｯ
日向
いつもみたいに助走をつけた
視界の中でボールがクルクル回る
"飛ぶ"だけだ
俺は跳べばいい
それだけのはずだった。
影山
日向
日向
影山
日向
影山の声が少しだけ刺さった
何故か、不安になる
大丈夫、大丈夫。
"笑って"誤魔化して、
もう一度。
バシィッ
ドンッーー
床にぶつかった足が変な音を立てた
それはボールじゃなかった
"俺自身が落ちた音"
モブ達
日向
ちょっとだけよろけた俺を見て
誰かが笑った気がした
影山
影山
影山
日向
日向
日向
影山
日向
曲がり角を曲がろうとした
モブ
モブ
日向
日向
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ達
モブ
モブ
去っていく
日向
言葉がスパイクみたいに胸に突き刺さる
日向
そうしないと、崩れそうだった
日向
日向
視界が滲んだ
何かが崩れた音がした
俺の中の太陽が
落ちていった。
コメント
3件
今日の一言 日向への暴言書くの泣ける
あぁぁぁ、苦しいよぉぉ（（お前が病み系求めたんだろ
