オ リ ジ ン 組 に 愛 さ れ つ つ ヒ ー ロ ー 目 指 し ま す ２

3日目夜。早速疑問をホークスにぶつける事にした。 私は隠し事するのが苦手だから。

勤務後、帰宅もスピーディなホークスを捕まえるのは 少々大変だったけれど。

何それ。情報収集のために私を呼んだと？ 私を育てる気なんて1ミリもないと？

少しキレそうになったけど、 抑えられて良かったなと、今になって思う。

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と、連れ出された私はホークスに抱えられて 夜の空を飛ぶ。

このマイペースさ、ほんと掴めない。 何考えるのかサッパリだ。

電波塔の上に降ろされ、ホークスも降りる。

その時のホークスの瞳は真っ直ぐで、 これまでのおちゃらけたイメージが少し覆された気がした。