この作品はいかがでしたか?
725
この作品はいかがでしたか?
725
コメント
5件
あ、これめっちゃ好きだわ(( なんかお互いすれ違ってるけどお互い大好きなんだなって伝わるッ....語彙力なくて変な文章なった(( 最後は平和なハッピーエンドで最高でした👍
初コメ失礼致します! お互いの気持ちがすれ違ってるときはどうなるんだろう…とドキドキしましたが、付き合えてハッピーエンドで終われて良かったです!✨️
しづ
しづ
しづ
ほとけ♀
いふ
青組のペア曲のための打ち合わせ
2人で考えた歌詞をパソコンに打ち込んでるいふくんをこちらに向かせてキスをした
端的に言えば魔が差した
少しでもぼくのことを意識してほしい
そんな想いを込めて瞼に力を入れた
数日後
ほとけ♀
りうら
ほとけ♀
初兎♀
ないこ♀
いふ
ほとけ♀
悠佑
ないこ♀
りうら
ないこ♀
ないこ♀
ないこ♀
初兎♀
りうら
ないこ♀
ほとけ♀
りうら
ないこ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
ほとけ♀
まずい、非常にまずい……
あのことがあってからいふくんとは会っていないどころか連絡すら取ってないのに
ないこ♀
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
あ、そっか ないちゃんといふくん一緒に居るんだった
渋ってることバレちゃったか…
りうら
ほとけ♀
ほとけ♀
ないこ♀
ないこ♀
ほとけ♀
2日後
ほとけ♀
いふ
あの後断り切れず結局引き受けてしまった取引をやっとの思いで終わらせた
今日のいふくんは何故かいつもよりエスコートしてくれて、取引先の女性社員さんたちに騒がれてたのはなんだか妬けてしまう
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
いふ
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
連れてこられたのはいかにも告白されそうな、きれいな夜景を望めるとこ…
ではなく、完全個室の雰囲気の良い居酒屋さんだった
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
そう眺めてたらメニューが見たいと勘違いされたのか、いふくんがぼくの隣に移動してきた
そうじゃなかったけれど都合が良かったから、ありがとうって言ってメニューを覗き込んだ
いふくんは早食いだし、ぼくは食が細いからご飯よりお酒に手が伸びていた
ちまちまとサイドメニューをつまみながらも、メンバーや仕事の話に花を咲かせていると自然とお酒のペースも早くなる
時間の経過とともにもちろん料理も無くなっていく訳で、もうそろそろ解散だろう
ほとけ♀
いふくんは超有名企業の社畜だし、活動もある
そう簡単に会えないのだ
ほとけ♀
飲みすぎちゃったのかな、気が付けば彼の名を呼び彼の頬に手を添えていた
いふくんは目を見開いてぼくを見つめ返してきたけど、受け入れるかのように目を閉じた
ぼくはその無防備な唇にぼくのそれを重ねる
ほとけ♀
一度離れたかと思うと、いふくんはぼくの唇の隙間をこじ開けるかのように舌を捻じ込んできた
驚きながらもそれを受け入れる
いつの間にかいふくんの手はぼくの首裏と腰に回されていた
お酒で温かくなった身体が更に熱くなる
もう2回目、言い訳なんてできない たとえ、いふくんもノってきたと言えど仕掛けたのはぼく
ほとけ♀
ほとけ♀
唇が離れた瞬間抱きしめられる
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
いふ
じゃああれは都合のいい幻覚やったん…?とかぶつぶつ呟くいふくんを横目に酔いが覚める
ほとけ♀
いふ
真っ直ぐで誠実ないふくんの眼差し
きっとその言葉に嘘偽りはないんだろう
けど堅実で完璧でみんなの憧れの的であるいふくんがぼくの仕掛けたキス1つでぼくに惚れるなんてことはあるだろうか
答えは否だ
ほとけ♀
いふ
いふ
あぁ、そんなに優しい目で見つめないで欲しい
さっきから顔に熱が集まってるのも動悸がおさまらないのも全部いふくんのせい
覚えてはいないが、あれからテキトーに理由をつけて解散した
いふくんはぼくと指を絡めて別れ間際まで愛を囁き続けてくれた
その言葉に、気持ちに嘘はないんだろうけど勘違いさせてしまったのはぼくの軽率で自分勝手な行動
ほとけ♀
ないこ♀
ほとけ♀
万策尽きたぼくは、ぼくらと1番付き合いの長いないちゃんに相談しにきていた
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
ないこ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ほとけ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
数日後
いふ
いふ
ほとけ♀
ダンス練終わり、荷物をまとめてると急にいふくんに告げられた
今まで通りに接せるように頑張る、と
そう一方的に伝えては、ぼくと同じように荷物をまとめてたないちゃんに絡みに行った
そう、いふくんにピッタリなのはないちゃんみたいに非の打ち所がない美人さん
決してぼくみたいな人間じゃあどう頑張っても釣り合わない
これがぼくの望んでいたことなのに…
ほとけ♀
ぼくって本当にめんどくさい
無視することができないくらいぼくの胸はチクチク痛んでいた
あのダンス練からなんだかやる気が出なくて引きこもりを極めてたんだけど子ども組でお出かけしようって1ヶ月前から話し合っていたから重い腰を上げて家から出てきた
ほとけ♀
2人がひよこやらうさぎやらの小物を見てきゃっきゃしているのを横目にぼくの目に入ってくるのは青やねこなどの小物だった
初兎♀
ほとけ♀
ほとけ♀
初兎♀
初兎♀
りうら
ほとけ♀
あの後服を見たりファストフード店に行ったりしたけど、頭を掠めるのはいふくんのこと
ほとけ♀
そう簡単には忘れさしてくれないいふくんの存在が憎らしくも愛おしい
りうら
初兎♀
りうら
今日も今日とてやる気は出ないけどこれ以上編集等を溜めるわけにはいかないのでパソコンと向き合っていた
ほとけ♀
ほとけ♀
気が抜けると一気に身体が重くなってベッドに倒れ込む
やることがなくなると考えるのはやっぱりいふくんのことで…
じんわりと視界が滲む
これが望んだ結果でこれで良かったのに後悔ばっかり
ほとけ♀
いふくんの気持ちを拒まず素直に受け止めてたら今頃いふくんの隣に入れたのだろうか
湿った瞼を枕に押し付ける
ほとけ♀
気が付いたら寝ていたみたいで家に鳴り響くチャイムの音で目が覚めた
残念ながら寝起きがいいタイプじゃないので動くのに時間がかかる
ぼやっとしているとガチャっという扉の開く音がした
ほとけ♀
ほとけ♀
足音は迷わずこちらに向かってきている
いふ
ほとけ♀
部屋の扉から顔を覗かせたのは最近の悩みの種のいふくんだった
ほとけ♀
いふ
いふ
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
頬に触れる手を優しく振り解いてもいふくんの顔は晴れなくて、段々キツくなっていた口調をとうとう荒げていふくんはぼくのことを押さえつけるように押し倒した
いふ
いふ
いふ
ほとけ♀
思わずこぼれた親友の名にハッとする
押さえつけられた腕が痛くて、切れ長の鋭い目が怖くて…
いふくんは諦めたように笑ってぼくの上から降りた
いふ
ぼくのことを責めるような視線に涙が溢れる
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
いふくんのため息に思わずびくりと身体が跳ねる
もう嫌われてしまっただろうか…
いふ
ほとけ♀
いふ
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
ないこ♀
りうら
ほとけ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
りうら
そうりうちゃんが指差した方を見るとしょーちゃんとあにきの取り合いをするいふくんの姿が
ほとけ♀
ないこ♀
ほとけ♀
ないこ♀
りうら
ほとけ♀
ほとけ♀
りうら
ほとけ♀
りうら
ほとけ♀
りうら
ないこ♀
このとき嫉妬を含んだ視線に気づかず帰ってから思い知らされたのはまた別のお話
end