七夕のあの日のことは、
今でも脳裏に焼き付いているの。
7月7日。
七夕。
私には付き合っている彼がいた。
その日は丁度七夕祭りで、
彼と行く約束をしていた。
佑美
佑美
光
光
佑美
佑美
光
光
佑美
佑美
佑美
佑美
光
光
数分後。 私達は大きな笹の前にやってきた。
佑美
佑美
光
佑美
佑美
光
光
佑美
佑美
光
佑美
彼は様子が変だった。
だけど、具合が悪いだけだって… 見過ごしていたんだ。
佑美
私は短冊を書いた。
願いが叶うことを願って。
『光が━━━。』
私は光に聞いた。
佑美
光
光
光
佑美
光
佑美
佑美
光
光
光
私達はその後、ゆっくりと屋台を巡った…。
七夕祭りは終わりを迎え、 私達は暗い夜道を歩く。
佑美
光
佑美
光
光
佑美
佑美
佑美
光
光
佑美
佑美
光
光
光
佑美
彼の何気ない1言に引っかかった。
縛られる…?
どういうことだろう。
佑美
光
佑美
佑美
佑美
光
佑美
佑美
佑美
光
光
佑美
佑美
佑美
佑美
光
光
佑美
光
光
佑美
佑美
佑美
光
光
光
佑美
佑美
光はゆっくりと私に近づいた。
私はきゅっと目を閉じた。
何かを…期待していた。
だけど次の瞬間…
その期待はどん底に落とされる。
それどころか……
私は何が起こったのかわからなかった。
じんわりとお腹の辺りが熱くなった。
私は慌てて目を開ける。
滲む視界で捉えたのは、
赤く染まる私の手と、ナイフと、腹部。
佑美
ゆっくりと視線を上げると、 光の姿が見えた。
光
光
その時の彼は…狂ったように 微笑んでいた。
光
光
光
光
光
そこから意識はない。
脳裏に焼き付いているのは、
赤い血に満ちた景色と、
彼の笑顔………
そして、
私の願い事。
佑美
コメント
6件
みかげちゃん! ありがとう🤗みんな同じ反応だ笑願い事叶ったから一件落着!!爆笑
めちゃめちゃ面白かったです! 最後の展開が… でも、二人の願いが叶ってよかったです!(違うか
桜吹雪 ありがと!!!今回はいつもより手抜きなんだけど、逆効果だったみたい!もっと頑張る!!