宇佐美 零時
お前、昔のこと覚えてないのか?
南 日向
え?
宇佐美 零時
その様子だと、覚えてねえんだな。
宇佐美 零時
俺はお前と同じ学校で、ヤンキーのリーダーだったんだぜ?
南 日向
えっ、ま、まさか、で、でも、お前、
宇佐美 零時
あぁ、髪色は染めたよ、前は金髪だったけ黒のかつら被ってるし、目の色は赤からカラコンをいれて黒にした。
宇佐美 零時
これなら分かるか?
宇佐美 零時
(俺はカラコンとかつらを取った。)
南 日向
あっ、あぁ、
宇佐美 零時
この口調久しぶりだなぁ笑っ
南 日向
だん、ちょう
宇佐美 零時
そう、団長。
南 日向
で、でもなぜ、かつらとカラコンを?
宇佐美 零時
ばれたくねぇからに決まってんだろ。馬鹿かお前。
南 日向
す、すみません。
宇佐美 零時
それで、お前に言いたいことがあるんだけど、
南 日向
何でしょうか?
宇佐美 零時
俺、お前のこと好き。中学の時から。
南 日向
えっ、
宇佐美 零時
…応えてくれないか?
南 日向
お、俺も団長のことが中学の時から好きでした。
宇佐美 零時
団長じゃねぇ、零時、だろ?
南 日向
俺も零時のことが好きだ!俺と付き合ってください!
宇佐美 零時
もちろん。
宇佐美 零時
あっ、あと、あいつらの前だと口調を変えるが、
宇佐美 零時
俺が元ヤンってことをあいつらに言わないでほしい。
宇佐美 零時
お願いできるか?
南 日向
あ、ああ!もちろん!
南 日向
これからよろしく!
宇佐美 零時
あぁ、よろしくな!