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僕の初恋。11

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僕の初恋。11

1 - 僕の初恋。11

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2020年03月18日

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宇佐美 零時

お前、昔のこと覚えてないのか?

南 日向

え?

宇佐美 零時

その様子だと、覚えてねえんだな。

宇佐美 零時

俺はお前と同じ学校で、ヤンキーのリーダーだったんだぜ?

南 日向

えっ、ま、まさか、で、でも、お前、

宇佐美 零時

あぁ、髪色は染めたよ、前は金髪だったけ黒のかつら被ってるし、目の色は赤からカラコンをいれて黒にした。

宇佐美 零時

これなら分かるか?

宇佐美 零時

(俺はカラコンとかつらを取った。)

南 日向

あっ、あぁ、

宇佐美 零時

この口調久しぶりだなぁ笑っ

南 日向

だん、ちょう

宇佐美 零時

そう、団長。

南 日向

で、でもなぜ、かつらとカラコンを?

宇佐美 零時

ばれたくねぇからに決まってんだろ。馬鹿かお前。

南 日向

す、すみません。

宇佐美 零時

それで、お前に言いたいことがあるんだけど、

南 日向

何でしょうか?

宇佐美 零時

俺、お前のこと好き。中学の時から。

南 日向

えっ、

宇佐美 零時

…応えてくれないか?

南 日向

お、俺も団長のことが中学の時から好きでした。

宇佐美 零時

団長じゃねぇ、零時、だろ?

南 日向

俺も零時のことが好きだ!俺と付き合ってください!

宇佐美 零時

もちろん。

宇佐美 零時

あっ、あと、あいつらの前だと口調を変えるが、

宇佐美 零時

俺が元ヤンってことをあいつらに言わないでほしい。

宇佐美 零時

お願いできるか?

南 日向

あ、ああ!もちろん!

南 日向

これからよろしく!

宇佐美 零時

あぁ、よろしくな!

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