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薙久茂 達也

(………寒い)

薙久茂 達也

(クッッッッッッッッソ寒い…………)

薙久茂 達也

(…なんだ、ここ…アホみたいに寒いし、視界がボヤけて周りが見渡せない…)

薙久茂 達也

(さっきまで家に居たよなー…オレ)

意味不明の状況下でコンクリート製の冷たい地べたに寝そべり、 達也がぼんやりと記憶を巡っていると

薙久茂 達也

ぐえっ゛!!!

達也は何者かに恨みがましく、物凄い勢いで腹を蹴られた。

不明

なんだ!生きてるじゃないか

その声色は嬉々としており 人の腹を蹴った直後には似つかわしくない

達也はそんな憎たらしい暴力野郎の顔を拝んでやろうと まだハッキリとしない視界を声の主へと向けた

不明

お、こっちを見た

不明

やあ、おはよう♪

薙久茂 達也

お、おはようじゃねぇよ!!!

薙久茂 達也

誰だお前!てかなんでオレの腹蹴った?!!!!!

不明

ひぇー、そんな大きい声出さないでくれるかなぁ
鼓膜が破れちゃうじゃないか

薙久茂 達也

ウルセー!!!オレの質問に答えろ!!!

不明

ただの生存確認兼目覚ましだよ?実際に俺のおかげで起きられただろう?

薙久茂 達也

にしてももっと優しく…!!

達也の言葉を遮るようにどこからともなく キキーッと、黒板を爪で引っ掻くような、不快な音が響いた。

薙久茂 達也

うわぁっ!!!

不明

うわー、うるさいね

薙久茂 達也

お、お前リアクション薄いな…

不明

別にどうでもいいだろう?

不明

ああ、あと俺は“お前”なんて不躾な名前じゃないよ

薙久茂 達也

あ、おう…それは悪かったな!

薙久茂 達也

で、名前は…

不明

まずは君から名乗るのが礼儀じゃないかい〜?

薙久茂 達也

(ウッッッゼ…!!!)

薙久茂 達也

…オレは、なくも たつや。

不明

たっちゃんだね♪

薙久茂 達也

オレの中学時代のあだ名じゃねえか!やめろやめろ!!!

不明

ふふ、面白いね〜君

薙久茂 達也

嬉しくねえよ…

朔人

俺はさくと、気軽にさっちゃんと呼んでくれても良いよ!

薙久茂 達也

呼ばないからな!!!

2人が互いに自己紹介を終える時には この謎の空間に対する緊張も薄らいでいた。

ただ、またあの音が鳴った

キキーッ

薙久茂 達也

っ…またあの音か

朔人

どうやら、あそこから聞こえるみたいだよ

朔人が指を指した方向には ばちばちと点滅を繰り返す壊れかけの電光灯だけが明かりの 薄暗い通路があった。

薙久茂 達也

雰囲気あるなあ…

朔人

行ってみようか

薙久茂 達也

まあ、そうだな…
ずっとここに居てもどうにもならなそうだし!

薙久茂 達也

あ、一応聞いとくけどお前刃物とか持ってないよな?!

朔人

どうしてそんな事を聞くのかな?

薙久茂 達也

いや…

薙久茂 達也

歩いてる途中でお前がいきなり刺してきたり…

朔人

まさか

薙久茂 達也

いや…!全力で殴りかかってくるか…?

朔人

そんな

朔人

俺に対するイメージがあまりにも悪すぎないかな?

薙久茂 達也

当たり前だろ!この腹蹴りマン!

朔人

ウウ…俺は悲しいよ…

朔人

心配しなくても、俺はたっちゃんに危害を加える気は無いさ

薙久茂 達也

だからたっちゃんはやめろって!

薙久茂 達也

…信用しないでおく…

朔人

酷いなあ!

朔人

まあいいよ、これからじっくりと信用を取り戻していくからね

朔人

さあ…行こうか。

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