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〇〇

2話目です。

〇〇

今年は初詣行けなかったので洛一さんの御神籤引いてきました。

〇〇

でももう一月終わりますね。

〇〇

大吉でした。

〇〇

嬉しかったです。

〇〇

・・・

〇〇

こんな悲しい報告ある???

〇〇

正月ぼっちセルフ公開処刑じゃん

〇〇

ぼっちの極み乙女…古いなぁ。

三途女体化作品です。

三途

う、嘘…

何度目を瞬いたって、目に映る光景は変わらない。

三途

っっ

三途

ああ゛

歪む視界

煮える思考

軋む内臓

三途は震える腕で、タクシーを呼んだ。

表情の抜け落ちた平常通りの顔でタクシーの支払いを済ませ

しっかりとした足取りでエレベーターへ乗り込み

いつも通り鞄の内ポケットから家の鍵を取り出すと

ガチャリ、と家のドアを開けた。

三途

・・・

そのまま靴を脱ぎ、いつものようにきっちりと揃え玄関をたつ。

そしてリビングに鞄を置き、大きなソファに腰掛ける。

ふと、そのとき三途の目に蘭お揃いで買ったマグカップが映った。

三途

っ、

その瞬間

ぼろぼろと三途の瞳から玉のような涙が溢れ落ちる。

三途

っふ〜〜〜〜んぐっ、ふ

三途

うう゛〜〜〜〜〜〜〜〜

自分を押し込めるようにできるだけ嗚咽を我慢しながら前を向き、拭うこともせず大粒の涙を流し続ける様子は異常で

次から次へと零れでる涙は三途の真っ白な頬を伝い三途が身につけた藤色のネクタイを変色させていく。

三途

うっ。ん゛〜〜〜〜〜〜

三途

((あぁ

三途

((口の中、

三途

((塩辛い…

涙は止めどなく衣服を染め、ソファに溶けてゆく。

三途

((俺、何してんだっけ…

三途は依然虚空を見つめながら、一人涙を流し続けている

三途

((あぁそうだ。

三途

((ご飯、ご飯作んなきゃ。

三途

((蘭、帰ってきちゃう。

ゆるゆると力なく立ち上がり、濡れたネクタイを緩めスーツを脱ぐとスウェットに着替える。

脱いだスーツを片付け、買ってきた食材をキッチンに運び入れ仕分けをする。

その間も音もなく涙は溢れ続けており、側から見れば最早狂気の沙汰に近い。

表情の抜け落ちた顔で、三途は涙を落としながら淡々と調理を進めていく。

三途

あ、指切れた…

包丁で指を切ってしまったのだろう、まな板にじんわりと派手な赤色が滲んだ。

三途

まぁ、もう。私の手が綺麗でなくても…

ぽたっ

ぽたたっ

血を洗い流すように涙が弾ける。

三途

蘭に、聞かなきゃ。

三途

今日のこと…

切れてしまった一点を除けば、その道のモデルのも劣らぬほどの美しい陶器のような手。

蘭が綺麗だと言ってくれたから。

蘭が好きだと言ってくれたから。

今まで大切に手入れをしてきた。

包丁で指を切るなんてもっての外だった。

三途

・・・

相変わらず三途の顔に表情が戻ることはなく、適当にそこらにあったセロハンテープで傷口を止めると直ぐに調理を再開した。

たんたんたんたんたん…

ざくっざくっざくっ

じょぼぼぼぼ

あたりに美味しそうな香りが広がっていく。

三途はその様子を見届けると洗面台へ向かい顔を洗った。

三途

…よし。

涙の跡が消え、目の赤みが冷めたことを確認すると芋グラタンの最後の仕上げをするべく台所へ戻っていった。

ガチャリ

玄関の鍵が回される音が三途の耳に届く。

ただいまー

三途

三途

蘭…おかえり

いつものようにトコトコと蘭に駆け寄りにっこりと微笑む

ん、

蘭が駆け寄ってきた春千夜を愛おしそおに見つめるとちゅっと触れるだけのキスをした。

ちゅっちゅっちゅく、ちゅっ

だんだん間隔が短くなりバードキスを繰り返す。

蘭が三途の唇を喰むようにキスをし三途に口を開くよう促す。

三途

ん、

三途

ふっ

三途が酸素を求め一瞬開いた口に息を吸う間もなく蘭の舌が入り込んだ。

三途

っあ

くちゅ、ぐちゅっちゅくちゅく

三途

んん

二人の唾液が混ざり合い、リビングにくちゅくちゅと水音が響く。

三途の瞳には既に薄っすらと涙が張っており、頬は紅潮している。

三途

んあ

ぐちゅっ、くちゅくちゅ

舌と舌が絡み合い、まるで蘭に食べられているような感覚に陥る。

三途

っ、

とん、と

三途が蘭の胸を突き放すように押した。

どうしたの春ちゃん。

三途

今日はダメだ。

気持ちよくなかった?

三途

いや…

三途

兎に角今日はダメだ。

えー

三途

((聞かなきゃ。

三途

((さっきのこと、聞かなきゃ…

蘭を問い詰めようと口を開くが、声が出ない。

三途

声を出さなくてはと焦るほど喉は締まり、

頭はくらくらと酔っていく。

春ちゃん?

三途

あ、

蘭の心配そうな顔に息が詰まる。

どうしたの?

三途

・・・

三途

いや、なんでもない。

三途

ご飯できてるから、今あっため直す。

春ちゃん。

三途

随分んと馴染んでしまった蘭の香りが三途を包む、それでも未だ三途はこの香りが好きだったし、胸が高鳴る香りだった。

三途

蘭…

三途耳元で蘭が優しく言葉を紡ぐ。

俺のこと、少しでいいから頼って欲しいな。

蘭の低音の声が心地よく耳を打つ。

春ちゃんのことなら、なんでも知りたい。

三途

頼ってるよ。

三途

今でももう、十分すぎるくらいに。

そお?

三途

あぁ

三途は自分にお腹に回された蘭の大きな手をそっと握ると解き、

振り返り蘭の顔を見上げた。

春ちゃん?

三途

愛してる。

ちゅっと蘭の唇に口付けた。

っ〜〜〜〜〜〜

ずるい…

ぽそりと地面に転げ落ちた蘭の呟きが三途に届くことはなかった。

台所へ向かう三途はきつく唇を噛み、何かを考え込むように眉根を寄せていた…

Special thanks レン💊(女)さん

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コメント

5

ユーザー

こういうストーリーかなり好きだ(白目) 素敵なお話ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ユーザー

フグアァァァ!!今回のも尊かったです!!!ザクッザクッザクって音の時にえっ!春千夜?指切りよる??ってなったwあぁ~!!春千夜の料理食べて~!!!!

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