⚠︎ 桃白 nmmn作品 R13 学パロ
チャプッ…ブクブク…
兎
兎
水上置換法とやらが中々上手くいかず、気体を集められない。
気を抜くと試験管の中に対象外の空気が入るか、集めたい気体が試験管ではないところに向かっていくか。
兎
無事居残りで実験をさせられている最中というわけだ。…これが出来る見込みもなく、はては教師が返してくれる見込みもなく。
いつまで経っても成功しない俺に痺れを切らしたのか、担当教師は「出来たら呼んで」の一言。
正直水は冷たいし体制もきつい。
もうやめたい…
ガララッ
…と、そこへ有名な生徒会長が。
こ
兎
こいつはたしか…ないことかいう先輩だ。
生徒会長に俺みたいな不良が実験に失敗しているところなんて見られた暁にはもうおしまいだ。
こ
俺が軽く睨みつけているのにも関わらず、俺に近づいてくる。
かと思えば背後にまわられ、背中に触れられる。
サスッ…
兎
こ
こ
兎
スルッ…
ピチャ
後ろにぴとりとゼロ距離でくっつかれ、バックハグ状態。
そんなこともお構い無しに俺の手に大きな手を優しく添えられて…、2人の手が水の中に入る。
身長差のせいか、俺と目線を揃えようとないこが少し俯いているため軽く吐息が耳にかかる。
こ
兎
ビショッ
急に手を試験管と共に強く握られるものだから驚いて思いっきり腕を動かしてしまった。
その反動で水面が大きく揺れ、綺麗に俺のズボンにかかる。
兎
こ
兎
ぎゅっ
兎
バックハグ状態をなかなか辞めないと思えば更に強く抱き締めてくる。
まじでなにこいつ…生徒会長ちゃうんか…?
ふと顔を右に向けると真横には少し赤らんだそいつの顔があって。
なになに、どゆこと…
こ
こ
兎
ぎゅーっ
兎
兎
こ
ここまで強く身体を密着させていればさすがに気がつく。
俺の腰には普段感じない硬いものが当たっているような違和感があって。
兎
こ
兎
兎
こ
こ
兎
兎
こ
兎
それはそうだ、こんな顔の良い生徒会長が至近距離に居てたまるか…
なんて言葉は飲み込んで。
兎
こ
ドサッ
チュッ
こ
目を見開く俺を見下して笑う生徒会長は皮肉にも格好良かった。
コメント
9件
ないしょー尊い… もうほんと大好きです!(突然の告白)
また見に来てしまいましたぁ....💕︎ (何度もアカウントを変えてしまってすみません...ららりの次の桜羽の次のアカウントです...ほんとにすみません...)