お久しぶりです。 最近、忙しく中々投稿出来なかったので これから時々ですかやっていこうと思います。 皆さんに面白い!って思ってもらえるように 頑張りますのでよろしくお願いします! それでは、始まります。
私の通っている学校ではこんな怖い出来事がありました。 ある土曜日、私は数人の友人と校庭で遊んでいました。 するとそこに仲の良い友人である紗希がやってきました。
紗希
私、やっと誕生日に
ケータイを買って貰っちゃった!
そう言って、紗希は鞄から 赤色のケータイを取り出しました。
つばさ
それを見て私達はハッと息を飲みました。
つばさ
『ウラミさん』の噂
知らないの?
紗希
つばさ
赤色のケータイを
買うと呪われるんだよ
ウラミさんに…。
私は『ウラミさん』の噂について紗希に話しました。
つばさ
ウチの学校に亜由美
っていう女の子が
いたんだって。
友達は皆ケータイを
持っているのに自分だけ
持っていなかったんだって。
それで亜由美は親に頼んで
ケータイを買ってもらえた
んだって。
でも、その帰り道で事故に
あって亡くなってしまったの。
それからしばらくしてうちの学校
の生徒が赤色のケータイを買うと
不幸な事が起こるようになったんだって…。
紗希
ウソー!
本当なの?
つばさ
絶対に赤色のケータイを
買わないよ…。
たたりがあるから…。
そう言って私は、鞄から黄色いケータイを見せました。 すると私と同じように「私も!」「私も!」と言って 他の子達が見せたケータイも赤色は1人もいませんでした。
紗希
皆、私の事
からかってるの!?
と言って紗希は笑いながら言い、 皆とアドレス交換を始めました。
そして、その帰りの事です。 私と紗希は家が近いので途中まで一緒でした。 丁度、2人で歩道橋を歩いていると 紗希のケータイが鳴りました。
紗希
誰からだろう…?
紗希はワクワクしながらケータイを 開くと…。 知らないアドレスからでした。
紗希
こんなアドレス誰もいなかったよね?
と言いつつ紗希がメールを確認するために 開いたその時です。 紗希が私の目の前から消えたのです。
ドスっ! ドスっ! ドス〜ン!
コンクリートに何かが叩きつけるような鈍い音がしたかと思うと、 紗希が下の歩道に倒れていました。 ケータイに夢中になり、下に気付かず階段から足を踏み外したのでした。 紗希は転落しそのまま亡くなってしまいました。 痛ましいその事故現場には紗希の赤色のケータイが 転がっていたのが今でも忘れられません。 そしてケータイを開いてみて画面を見てみると そこには、こう書かれていました…。
<呪 呪 呪 呪 呪 呪 呪 呪…>
おわり