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般若

じゃあちせと隈ちゃんはまたな

阿形

またね!

また一緒にご飯行きましょうね

おかめ

またねぇ

隈取

おぅまたな

ちせはにこにこ手を振っている

みんなと別れたあと俺はちせに声をかけた

隈取

なぁこれからもう少し飲まねぇか?

ちせ

隈取君も飲むの?

隈取

家なら酔っても大丈夫だろうからな

ちせ

そうなの?

ちせ

じゃあお邪魔しようかな

隈取

じゃあ行くか

ちせ

お邪魔します

隈取

そのへんに座って待ってろ

ちせ

はーい

俺は買ってきたお酒と少しつまみを作って出す

ちせ

美味しそぅ

目をキラキラさせて俺が持っているものを見ている

隈取

よし飲もうぜ

ちせ

うん

俺達は乾杯して缶を開けて飲む

そういえば

隈取

なぁ

隈取

ちせってなんで役者…っていうか演技を始めようと思ったんだ?

ちせ

演技を始めた理由かぁ…

ちせはテーブルの上に手を置くと少し目の色を変えた

さっきみんなで飲んでたときと同じ寂しそうな目

ちせ

うーん

ちせ

誰かに褒めてほしかったから…かなぁ

ちせ

ほら演技は小さい頃からやってたから

ちせ

それが褒められたらいいなぁって…

無理して笑おうとしている

きっと褒められたいだけではないのだろう

隈取

そうか

隈取

にしてもよく飲むな

さっきの店でも狐と同じくらいは飲んでたし

結構強いんだろうな

ちせ

あんまりお酒好きじゃないんだけどね

隈取

あんまり好きじゃないのに飲むのか?

ちせ

たまには全部忘れてしまいたくなるから

ちせ

だから目一杯飲んで酔って次の日記憶無くすの

嫌なことがあってのことなのだろう

相変わらずちせはどこか寂しそうな目をしている

本当はどう思っているのか

全然わからねぇな

流石役者だな…

隈取

なぁちせ

ちせ

なぁに?

優しく微笑むちせは瞬きをしたらいなくなりそうな

そんな表情を纏っていた

ちせ

へっ?

ちせ

えっ

ちせ

あっ

ちせ

ちょっと?

俺は気がつくとちせを抱いてそのまま床に押し倒していた

隈取

ごめん

隈取

こうでもしないとちせが消えると思って

ちせ

消える?

隈取

そう

隈取

明かりが消えるように消えちゃうんじゃないかって

ちせ

面白いこと言うのね

ちせ

でも

ちせ

消えてしまえればどれだけ楽かな…

小さな声でちせは言う

隈取

なぁちせ

ちせ

なぁに?

隈取

どこにもいかないでくれ

隈取

俺が…

隈取

俺が寂しくさせないから

ちせ

そう…

ちせ

それは酔ってのこと?

酔ってるから俺が寂しいと思われてるのか

隈取

俺は…

隈取

寂しそうな目をしているちせがすごく気になる

隈取

普段話している時のちせがどうして寂しいのかわからないが

隈取

ちせが苦しまないでほしいと思う

ちせは小さく笑うと口を開いた

ちせ

そっか

ちせ

隈取君は気がついちゃったんだね

ちせ

すごいね

ちせ

でも私でいいの?

ちせ

私は誰かに愛されたことなんてないから愛することもできないかもしれないよ?

??

隈取

大丈夫だ

隈取

俺が支える

ちせが苦しそうな微笑みをする回数が減ったら

なくなったらそれでいい

ちせ

そう

ちせは俺の体に腕を回す

俺の体が大きいから手は回りきってないけどさっきの話は受け入れたってことでいいのか

しばらくするとちせの手が落ちたから体を起こすとちせは寝息をたてていた

俺はちせを抱えてベッドへと連れて行く

ちせをベッドに下ろすとちせは片目を開いて俺の手を握る

ちせ

今夜は一緒にいてくれる?

隈取

あぁ

俺もベッドに入ってちせを抱くとちせは安心したかのように再び目を閉じた

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