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ハル

トコトコはぁ…(追い出されちゃったなぁ)

ハル

…(まぁ…気味悪いししょうがないか。まずは街へ行こう)

私の名前はハル(18歳) 幼い頃に両親を失ってそれから孤児院に引き取られた。そんなある日…

幼いハル

トコトコ

友達

ハルちゃーん!何してるの?

幼いハル

散歩してるだけ。タッタッタ

幼いハル

…?何あれ…タッタッタ

幼いハル

…果物?変な形…(食べられるのかな)

幼いハル

パクモグモグ…

幼いハル

うっ…まず…

ポンッ

幼いハル

わっ、なに…(大丈夫だ…得に変化なしい…)

先生

みんなー。もうそろそろ戻って来なさいー!

幼いハル

…タッタッタ

お姉ちゃん

え、ハルちゃん大丈夫?

お姉ちゃん

猫ちゃんの耳が頭からは、生えてる…!!しかも…尻尾も…!!

幼いハル

…?

幼いハル

え…サワ(ほ、ほんとだ…)

お姉ちゃん

大変だよ!先生!ハルちゃんが!

先生

ハルちゃん…?なにそれ…

幼いハル

っ(わからない…なんで)

みんな

なにあれ…気味悪い…ザワザワ

友達

うわぁぁん(泣)怖いよぉ

先生

ハッ大丈夫よ、

友達

グスッ

幼いハル

あ、あのごめんね〇〇ちゃn

友達

〇〇ちゃんに近づくな!!ドンッ

幼いハル

わっ…ドスッ

お姉ちゃん

ハルちゃん…!

先生

だめよ!この子に近づいちゃだめ。

お姉ちゃん

っ…

先生

ハル、あなたはあとで私の部屋に来なさい。

幼いハル

…はい。

先生

さぁ、みんなお風呂に入りましょう。

みんな

…はーい。タッタッタ

幼いハル

…(私、どうしちゃったんだろ…〇〇ちゃんのこと泣かせちゃった)

先生

どうですか?

医者

んー…君果物みたいな不思議な形をしたものを食べたかい?

幼いハル

…食べました。森で散歩してたら落ちてて、食べてしまいました

先生

なんですって?!

医者

…この子は悪魔の実を食べた可能性があります。

先生

あ、悪魔の実って…そんなチラ

幼いハル

っごめんなさい

医者

…君が食べた実は恐らくにゃんにゃんの実だろう。

ネーミングセンス悪くてスイマセン

先生

それは…?

医者

にゃんにゃんの実を食べると猫の尻尾と耳が生えます。身体能力が上がって猫と同じ特徴を持っています。暗闇でも物が見えるなどといった。

医者

…悪魔の実の能力者は水に弱くて、二度と泳ぐことができません。

幼いハル

…(そんな。、)

医者

…私が今持っているにゃんにゃんの実の能力はこれだけです。

先生

…ありがとうございました。

医者

それでは。トコトコガチャ🚪

先生

…バッバチン

幼いハル

ドテッえ

先生

はぁ…迷惑かけさせないでよ。

幼いハル

…ごめんなさい。

先生

…ほんとあんたみたいな感じ悪い子引き取るんじゃなかったわ…。

幼いハル

…(先生、そう思ってたんだ)

先生

もういいわ。あなた、18歳になったらここを出なさい。

幼いハル

…分かりました

先生

戻りなさい

幼いハル

…はい。トコトコガチャ🚪

幼いハル

…トコトコ

みんな

うわっ…戻ってきたよ。なにあれ笑ザワザワ

お姉ちゃん

ハルちゃん…?大丈夫?

幼いハル

…大丈夫です。タッタッタ

お姉ちゃん

あ、ちょっと!…

人気のないところに来た。

幼いハル

うっ…ポロポロ

幼いハル

グスッ(…あぁ。ごめんなさい、みんなに迷惑かけて)

それからの毎日はみんな私を気味悪く避けられ続けた。ある日…

お姉ちゃん

ハルちゃん待ってガシッ

幼いハル

お姉ちゃん

大丈夫?

幼いハル

…大丈、夫です

お姉ちゃん

…大丈夫じゃないでしょ。こっち来てタッタッタ

幼いハル

お姉ちゃん

ここ私のお気に入りの場所なの。秘密だからね。先生たまにお出かけ行ってるでしょ?その隙にここに来てるの

幼いハル

…そうなんだ。

お姉ちゃん

…ハルちゃん。私はハルちゃんの味方だよ

幼いハル

え…?

お姉ちゃん

ここから見た海綺麗じゃない?

幼いハル

(…たしかに)

お姉ちゃん

私ハルちゃんより先に施設出るよね。
私海に出るの。

幼いハル

…海?

お姉ちゃん

そう!お母さんに教えてもらったの!
海は広いから沢山の人と出会いなさい
って

お姉ちゃん

だから、ハルも海に出なさい!

"ハル、海は広いのよ。ハルはひとりじゃない。海に出て仲間を探すの。"

幼いハル

ポロポロ

お姉ちゃん

あー!また泣いてる!ハルちゃんって強いふりして実は泣き虫だよねニコ

幼いハル

…私、海にでる…

お姉ちゃん

お、ふふ笑約束よ

幼いハル

…うん(泣)

それからお姉さんが18歳になって施設を出ることになった。 その時私は16歳だった。

みんな

〇〇お姉ちゃんやだよぉ(泣)

先生

ふふ、元気に育ってくれてよかったわ。

お姉ちゃん

今までお世話になりました。

幼いハル

お姉ちゃん

…ニコ

幼いハル

…ニコ

お姉ちゃん

?!!(ハ、ハルが笑った…?今まで見たことなかった…)

先生

どうかした?

お姉ちゃん

あ、いいえ。

幼いハル

(._.)ペコリタッタッタ

みんな

はぁ…ハルちゃん愛想悪っザワザワ

お姉ちゃん

先生

まぁまぁとりあえず送りましょう!

みんな

うん!!

それからお姉ちゃんは施設を出た。 それからの毎日はずっとひとりだった。

2年の月日を得て18歳。 私は朝イチに施設を出た今…。

ハル

はぁ…(今思えば私お姉ちゃんが施設を出てからずっとひとりだったんだ…。)

ハル

(悪魔の実の能力者ってバレないようにフード被ってよ…) トコトコ
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