顔面国宝級類くん

–注意事項– 神代類愛され、総受け みーんな堕ちてる プロセカ二次創作 BL

カーテンから差し込む光 気付かぬ内に朝を迎えたようだ 集中し過ぎたせいだろうか、小腹も空いたので、ラムネとゼリーを食べる

ゼロチャージのゼリーを口に含めながら制服に着替えて行く。シワになったまま放っておいたシャツは洗濯に出し

数学、古文、英語に.... どうせ受ける事はないけれど それなりに必要な教科書を鞄にいれる 財布やミニロボットを入れて

ﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

なかなか難しいロボットの修理に時間が掛かってしまった。

杏の言った通り、類は汗をかいていた 外に出て運動する、というのは主にショーの練習だけ、練習と言っても類は演出家で周りにアドバイスをする側だ

それなりの運動、というのは類には無いのだ。運動不足、というやつだろう

類はすんなりとカバンを渡した

アレやこれやと没収されてゆく まだ作りかけだったモノも没収だ、なんて言われているのだ。

次々と没収されていくロボット達をみて、類は明らかにしょんぼりした

ふと顔を上げた杏は、類の顔をみて驚いた。整った眉が下がっていることに

にっこりと、微笑んだ...瞬間、杏の心に稲妻が走った。『ｽﾞｯｷｭｰﾝ』という音が、杏の心に響いたのだ

幻覚の『♡』に杏は堕ちた

神代類は考えた。今ここで徹夜した、などと言ってしまったら、心配性の司は心底心配し、さらには説教をしてくるだろう、と。

司は自分の子を見るかのように優しく微笑んだ

司の脳はパンク寸前だった

＿＿類の、素の、"カッコいい" 毎度毎度褒め称えられる事はあったが 素で類は司に『かっこいい』と言った事がなかった。今日初めて言われたセリフに、司はキャパオーバーになった

そして、幻覚の『♡』を添えて

キャパオーバーになった司は、全速力で教室へと走っていった。

後に、その様子を見ていた生徒達に 『変人ワンツーが変人してる..』と 言われることになるのだった。

体力造りのためにも..と、類は着替えだした。少し冷えてきた中、窓から入ってきた風が肌に辺り、寒く感じる

　ザワザワ、ザワザワ。 体育館に集められ、鳴り響く声達

一年生とペアを組んで、各自で練習する、という内容だった。一方、マラソンに練習もくそもあるか..などと、彰人は思っていた。

類は彰人の背中を押して、前へ前へと倒していく。基本的な柔軟だ

数分後

彰人は勢いよく類の背中を押す

彰人はそっ..と、背中の手を退かした そして、体育座りで座り込んだ

彰人は全力で目を逸らした。

-図書室-

徹夜してしまったせいか、睡魔に負けて図書室で一人、眠ってしまう。

その数分後、ある人物が入ってきた ＿＿青柳冬弥だ

図書室のドアを開け、すぐ近くの椅子に先輩である、神代類が居た。 顔は伏せており、具合が悪いのか、と 冬弥は焦り出す。

体調を確認する為に、近くに行く 少々失礼ではあるが、髪の毛をはらう

体調確認してすぐ、冬弥は類の横の席に座る。

さらり、と類の髪の毛を触る。 綺麗に手入れされていて、髪が引っかかる事は一切ない。

触りすぎたせいか、 類はその衝撃で起きる。

少しだけ頬を染めて

普段見たことのない表情をされ、冬弥は一気にパニクってしまう

こてん、と首を傾げてしまえば、 冬弥は見事に堕ちる。

幻覚♡でトドメを刺された

腕を上げて、欠伸をしつつ、 ロボットのメンテナンスに取り掛かる

ある意味タチの悪い、 神代類の一日だった。