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コロ吉
早く帰んなきゃ!
コロ吉
お母さんが心配しちゃうな
僕はミキの好きな花をくわえて家へと走って帰っていた
コロ吉
僕も歳とったけど
コロ吉
まだこれだけ走れれば元気だな
コロ吉
ちゃんとおうちまでの道もわかってるし
コロ吉
あともう少しすればおうちに着くはずだ!
コロ吉
あそこのかどをまがったらすぐだ!
ビュウン!!!
コロ吉
わ!自転車だ!いきなりで危なかった、
コロ吉
もうびっくりしたじゃないか、
コロ吉
はぁ、、
バンっっっっっ!!
コロ吉
う、うぅ、、
コロ吉
今度は、、車だ、
コロ吉
いた、い、
コロ吉
あとすこしで家なのに、、
車の人
うわあ、、うさぎだ、、
車の人
引いちゃったよ、、
車の人
どうしよう、、
お母さん
なんの音!?
車の人
あ、すみません
車の人
うさぎを引いちゃったみたいで、、
お母さん
う、うさぎ!?!?
お母さん
嘘でしょ!
お母さん
いや!!
お母さん
コロ吉!!!!!!
車の人
え、
車の人
おたくのうさぎだったんですか、
車の人
すみません!
車の人
わあ、どうしよう、
車の人
ごめんなさい!
お母さん
もう謝っても仕方ないわ、、
お母さん
動物病院に電話してくれる、、?
車の人
は、はいっ!
ピポパポピピポパ
車の人
もしもしっ!あのっ、うさぎを引いてしまって、、、、
お母さん
コロ吉ぃ、、
お母さん
死なないで、
お母さん
頑張って、
お母さん
あれ、
お母さん
このお花、、
お母さん
ミキが好きって言ってた花だ、
お母さん
(もしかして、、??)
お母さん
コロ吉ー!!あなたって人はー!!!!!
お母さん
あぁああああああああ!!!!!!
お母さんの声が少しだけ聞こえてた気がする
コロ吉って言葉だけはききとれた
もう一度ミキの笑顔を見たかった
喜ばせてあげたかった
みんなありがとう。
僕はここで意識がなくなった
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