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るかSide

私は

2ーB組の担任。

私には、一人

心配な人がいる。

ししゃもさんだ。

彼女は

事故にあって記憶喪失になった。

それ以来いじめられている気がする。

助けてあげたい。

気づけば

ししゃもさんのほうへ

足が向いていた。

るか

居た!

ししゃもさんだ。

るか

ししゃもさん、ちょっといいかしら。

驚いているようだが

私の誘導に素直に従った。

るか

最近、何か困ってることはない?

ししゃもさんは

首を横に降るばかり。

なんで?

るか

ししゃもさんって、いじめられてるよね?

しまった。

こんな単刀直入に···。

さらに首を横に降る。

るか

本当に?

なんども大きく頷いた。

そのまま、走り去ってしまった。

なんで?

いじめられてるってことくらい

自分でもわかってるはずなのに···。

どうしてなの···。

ししゃもさんが認めないのに

哀川先生に話すわけにも

いかないしな···。

どうしたらいいんだろう。

助けてあげたいのに

なにもできないんじゃ···。

続きます。

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