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儚く現れ儚く消える
一輪の花のように
東雲 na
今この命が花のように消えそうだ
殴られたせいなのか
思うように動かない
東雲 na
十二月の下旬
極寒の中必死に寒さを和らげようとする
もう手遅れになりそうなのに
東雲 na
東雲 na
半分諦めかけてたその時
東雲 na
目の前には
自分よりも歳は低そうな男の子がいた
東雲 na
何かに気付いたのかわからないけど
東雲 na
寒いのに気付いて
暖かい上着を掛けてくれた
東雲 na
おでこの怪我にも手当てを施してくれた
東雲 na
東雲 na
親がネグレクトのせいで
まともに愛をくれなかったから
優しさは、心に暖かさをくれた
そうこうもするうちに手当ては終わってた
東雲 na
そうお礼をすると相手は、…
そう言ってくれた
東雲 na
薄汚れた服の上から着た上着は
上着も同じように汚れてしまった
なんて言われるのだろう
東雲 na
東雲 na
東雲 na
東雲 na
どうしてだろうと
思っていると
東雲 na
東雲 na
そう走り去って行こうとしてた
それでも最後に聞きたいことがあった
東雲 na
東雲 na
そう言うと彼は
暁月 yan
そう言われたのちその”yan君?”は消え去ってしまった
東雲 na
そう言うと急に心臓が
高鳴り始めた
今まで感じたことない感覚
東雲 na
東雲 na
東雲 na
そう言うたびにyan君の顔しか思い浮かばない
東雲 na
東雲 na
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これは、中学二年生の少女が初めて恋を知り
愛を知っていく作品
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♡30