ピピピッ ピピピッ
現在、午前6時 。
失蝶
ピピピピッ ピピピピ ッ
失蝶
ピピピピッ!! ピピピピッ!!
カチッ 。
失蝶
失蝶
早く先生に会いたい 。
失蝶
失蝶
失蝶
友人
数分歩いていると 学校の友人に会った 。
失蝶
友人
はあ、先生に会いたい。
先生と一緒に学校行けたらいいのにな 。
あ 〜、 またこんな事 、
友人
失蝶
失蝶
友人
失蝶
友人
失蝶
友人
失蝶
他愛ない話をしながら見慣れた通学路を歩く 。
友人
失蝶
しまった !!
突然の質問に粗雑な返事をしてしまった 。
友人
友人
こんな話したこと無くて
何を言えばいいのか分からない。
とりあえず深呼吸 、落ち着くんだ 。
失蝶
友人
失蝶
友人
失蝶
友人
友人
ほっ 。
心のどこかで安心したような気がした 。
先生の事 、好きじゃなくて良かった …
失蝶
失蝶
友人
相変わらず元気な子だ 。
教室に入ると 、 いつもと変わらない風景 。
喋っている子もいれば静かに読書している子もいる
先生早く来ないかな 〜。
私、どんだけ先生のこと好きなんだろ … 笑
友人
失蝶
友人
げ、 大人数はあまり得意では無いのだ
失蝶
失蝶
嫌われないように、 嫌わないように。
人と接する時は 否定せずに。
私の中ではルールみたいなものだった 。
小学校も中学校も周りに合わせてばかりで
みんなと居るのに ひとりの気分で
どこか寂しかった 。
高校に入ってから 沆瀣先生に出逢って
まるで世界が変わったように 、
私の心は救われていたのだ
失蝶
こそりと呟く 。
友人
!?
コソッと言っていたつもりが聞こえていたらしい
失蝶
友人
失蝶
友人
キーンコーンカーンコーン
友人
静かに手を振る 。
沆瀣先生
!! 先生、やっと来た 。
沆瀣先生
沆瀣先生
え 〜、 沆瀣先生と会う時間減る 、
そんな事を思っていたが
周りは違う 。
生徒
生徒
ああ 、 私って、変なのかな 。
生きていることが辛い 。 そんな毎日
だけど 沆瀣先生と会えなくなるのは嫌だ 。
沆瀣先生
教室が静まりかえる 。
沆瀣先生
沆瀣先生
あ ー 、 実月先生か …
私はあまり 実月先生のことが 好きでは無い
嫌いという訳では無いんだけど …
生徒
生徒
沆瀣先生
生徒
沆瀣先生
生徒
沆瀣先生
生徒
面白く カッコイイ、そんな先生に
目を奪われる 。
体育の時間になった 。
今日はいい事無さそうだな 、
沆瀣先生
沆瀣先生
生徒
私は軽く頭を下げた
実月先生
先生
生徒
実月先生 、 あー もう、
なぜ私が実月先生の事が苦手なのかと言うと
実月先生が ____ だから 。
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