琉生
……
私は…今道を歩いている。
回りには沢山の人がいるけど。
痣や傷…裸足であるいている私を見て見ぬふりして誰も助けてくれない。
なんて最低な奴らなんだろう。普通助けるのに。
そう思っているうちに…公園についていた。
琉生
……((ついた。
琉生
……
そこには誰もいなくて。凄く静かだった。
私は…誰もいなかったから。少し寂しさを感じた。
何でだろう。1人になったからかな…何時もは部屋に閉じ込められても…外に出されても。殴られても。ご飯がなくても…なにも感じなかったのに。
……何かが込み上げてくる。
どうしようもない悲しみ……が。
琉生
……((あ。あそこベンチある。
そういって私はベンチに座った。
琉生
……((何でだろう。こんなに静かで誰からも殴られない場所なのに…何でだろう。
そう考えていると。
知らない人
あ?お前なにしてんだ?
琉生
……((何か喋ってる。
知らない人
ここ俺らの場所なんだけど?どけや。
琉生
……((ここは私が座ってたのに。
知らない人
おいっ!
その人は大きな声で言うと私の髪を掴み顔を3度くらい殴った。
琉生
……
私はお母さんに殴られていたからなのか…なにも感じなかった。
ただ。いつもの事だと思っていた。
そこに…ある人"達"がきた。
???
おい!お前らなにしてんだよ!
琉生
……((え?
知らない人
あ?邪魔すんなや。ここは俺らのベンチなんだよ。
???
ここは公園だろ?お前らのじゃねぇよ!
知らない人
あぁ!やんのかコラ!
???
やってやるよ!
知らない人
俺だけじゃねぇぞ!お前ら!
知らない人の仲間
はいっ!
???
お前ら1対20は卑怯じゃん。
知らない人
そんなん知らねぇよ。勝った方が強いんだ!
???
全くさぁ。???は.めんどーなことするね。
???
それはわりぃ。だけど俺こいつらをヤるまでかえんねぇ。
琉生
……((なに言ってるの。この人数に勝てると思ってるの。無理だよ。
知らない人
おらっ!ボコッ!
???
遅いゾッ!ボコッ
知らない人の仲間
ボコッボコッ…
数分…殴り合いが続いた。
知らない人
すみませんでしたぁ!
???と???はその人達をこらしめていた。
???
ったく。
知らない人の仲間
早くしないと怒られるんだけど。
???
あぁ。そうだな!
???
って……大丈夫か?
その人は私に優しく話しかけてくれた。
琉生
…………
私は…この一年間喋ることをしていないせいか喋ることができなかった。