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nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 世界観めちゃくちゃファンタジーです( ᐛ )⚠️ あとめちゃくちゃ厨二です⚠️ 誤字脱字注意⚠️
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__お前は、誰の感情を喰らって生きている?
夜。
都市の片隅にある廃墟となった演劇ホール。
かつて歓声と拍手で満ちていた場所は、今や沈黙と崩壊の残骸に包まれている。
その中央、舞台の上に1人座っているのは、紫縁いるまだった。
いるま-感律者
目を伏せた彼の声は、空虚に響く。
契印が脈打つように疼き、胸の奥に渇きが満ちる。
それは__“感情”への飢え。
感情操作の契約能力と、洗脳術を併せ持つ者の代償。
使えば使うほど、自我は薄れ、他者の感情を欲するようになる。
まるで、魂そのものが“他人”を依存対象として求めてしまうように。
いるま-感律者
彼は立ち上がり、虚空に向かって言い放つ。
いるま-感律者
いるま-感律者
過去の断片:檻の中の少年
紫縁いるまは、かつて“管理された感情”の実験体だった。
名前すら与えられず、番号で呼ばれ、与えられた台本通りに笑い、泣き、怒る日々。
“感情を見せれば褒美、拒めば鎮静剤”
人の感情に触れる度、彼は学んでいった。
「感情は弱者の武器」
だからこそ、演じて支配する術を覚えた。
ある日、彼はその施設を脱走する。
だが__残ったのは、“自分の感情が本物か分からない”という傷。
現在:演劇ホールの邂逅
その舞台に、なつとこさめが姿を現す。
なつ-焔影
なつ-焔影
こさめ-蒼流
感律者は微笑む。
いるま-感律者
いるま-感律者
そして静かに手を掲げる。
いるま-感律者
舞台全体が揺らぎ、二人の視界が歪む。
__錯覚ではない。
彼は、観客の心そのものを“舞台”に変えた。
洗脳術式《主役交代》__対象の認識を逆転させ、敵味方の感情構造を破壊させる
なつが怒りに拳を燃やすが、突然こさめが叫ぶ。
こさめ-蒼流
なつ-焔影
“錯覚”の中で、こさめの視線が狂う。
なつ-焔影
だがいるまは、笑顔のまま言う。
いるま-感律者
いるま-感律者
その刹那、いるまの表情が歪む。
__自我が崩れる。
いるま-感律者
いるま-感律者
だが。
なつ-焔影
叫んだのは、なつだった。
なつ-焔影
なつ-焔影
閃光が走る。
その光に照らされ、こさめの意識が戻る。
こさめ-蒼流
なつ-焔影
なつ-焔影
そう言ったなつの手に、いるまの身体が崩れかけていた。
自我の崩壊による影響__契約の代償だ。
だがその時、こさめが歩み寄り、笑った。
こさめ-蒼流
こさめ-蒼流
__その言葉に、初めて、いるまが苦笑する。
いるま-感律者
静かな後日
仮初めの灯が灯る廃墟の舞台。
三人は座り込んでいた。
いるま-感律者
いるまの問いに、なつが笑う。
なつ-焔影
なつ-焔影
こさめ-蒼流
こさめ-蒼流
こさめ-蒼流
その言葉に、紫縁いるまは、ようやく、仮面を外すような静かな笑みを浮かべた。
第11話・了
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡120
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コメント
2件
ふぅ、神!!!