テラーノベル
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数日後
朝の空気はどこか落ち着かなくて、 キッチンではコーヒーの香りだけが静かに漂っていた。
あなた
○○は、自分で入れたコーヒーを前に手を組む。 目の前には、3人の姿
いつもの朝、 でも、今日だけは違う。
あなた
○○の声に、元貴、滉斗、涼架、三人がほぼ同時に顔を上げる。
その沈黙に、胸がぎゅっと締め付けられた。
あなた
言葉を絞り出すように、○○は続ける。
あなた
大森がゆっくり息を吸う。 若井は下を向いたまま拳を握っている。 藤澤は手にあるコーヒーを意味もなくただひたすらに見ていた。
あなた
目を上げる。
そこにいるのは
滉斗
あなた
沈黙が落ちた。
一秒が、十秒にも感じるほど長くて―― 若井は、何かを堪えるように瞳を伏せたあと、ゆっくりと立ち上がる。
若井滉斗
あなた
あなた
あなた
若井は、静かに微笑んで○○の頬に触れる。
若井滉斗
そのまま○○の両手を握り 若井の額にあてる
若井滉斗
若井の大きく角ばった手は優しく、でも絶対に離さないようにふんわりと○○の手を握った
大森元貴
低く、力のない声が背後から落ちる。 元貴だった。
大森元貴
あなた
大森元貴
大森元貴
彼は笑った。強がりの、でもどこか吹っ切れたような顔で、
藤澤は、ゆっくりと立ち上がる。
藤澤涼架
藤澤涼架
あなた
藤澤涼架
そう言いながら、彼は頭をくしゃくしゃと掻いて笑う。
藤澤涼架
あなた
その日から、少しずつ空気が変わっていった。
4人での生活は続いている。 でも、若井と○○の距離は明らかに“違って”いて
元貴は曲作りに打ち込むようになり、 涼架は「次の恋する準備でもしようかな」と冗談を言うようになった。
だけど、 誰も本当に「終わった」とは思っていない
それぞれが、自分の心と向き合って、 少しずつ「本物の優しさ」を覚えていくようになっていた。
エピローグ
──深夜2時、○○の部屋──
あなた
若井滉斗
あなた
若井滉斗
あなた
若井滉斗
若井はそっと○○を引き寄せて、 唇にキスをする。
あなた
若井滉斗
あなた
若井滉斗
あなた
ふたりの部屋には、 もう迷いも、不安もなかった。
ただ静かに寄り添う優しい小さな笑い声だけが、夜をやさしく染めていた。
【完】
もう本当にありがとうございました😭 コメントで誰と付き合うのかいいか、 聞いたら 大森 2 若井 4 藤澤 0 全員パターン 2 という結果だったので1番多いひろぱとの幸せを選びました、、、 また数年後の未来とか書けたらいいなぁ〜と思っているので是非見てください❣️ ここまで見てくださった方々 本当にありがとうございました!!!!
コメント
2件
わわめっちゃ神ってる…✨️ ちょっと悲しい感じもするけどそれもまた最高です✨️