珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
カタカタカタカタ ジジー
珠媿
珠媿
数十分後
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
冴
冴
冴
珠媿
珠媿
珠媿
冴
冴
珠媿
珠媿
珠媿
珠媿
冴
冴
珠媿
珠媿
冴
冴
冴
珠媿
珠媿
珠媿
カタン (ポストの中に手紙を入れた)
珠媿
父
父
父
父
父
数日後…
柳瀬 希霧
ピンポーン
柳瀬 希霧
父親
やっと俺の前に現れてくれたんだね…
その言葉は初めて聞いた。
父親
もしかしたらようやく“俺”が居ると認識してもらえて…!!
父親
少し期待しちゃった。
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
期待しちゃいけないのに…
父親
そう言うなり父さんは俺の腕を強く握って引っ張った
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
父親
父親
父さんは手を離してくれた
父親
そう言い笑いながら思いっきり押し倒された
柳瀬 希霧
父さんは俺の上に乗った
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
バシンッ と部屋に響く音と共に頬が少し赤くそしてヒリヒリとだんだん痛みを感じる
柳瀬 希霧
久しぶりの痛みを感じて思わずぼろぼろと涙が頬を伝った
柳瀬 希霧
すると
もう一回
バシンッ
もう一回と
バシンッ
俺の頬に痛みが増す
父親
親父は…俺のことは見てくれない……
父親
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
バシンッ
父親
父親
バシンッ
父親
バシンッ
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
バシンッ
父親
痛みで脳が刺激され
父親
バシンッ
父親
少し
バシンッ
父親
ほんの少しだけ
バシンッ
父親
手、と、声と、口元、の震えが止まらない
柳瀬 希霧
柳瀬 希霧
父親
父親
父親
バリバリッ バチンッ
柳瀬 希霧
スタンガンをくらうのは久しぶりだ
父親
父親
存外意識が遠退くものなんだと 実感した。
父親
父さんはそう言いながら涙を流した
父親
父親
俺はそこで意識が途絶えた