テラーノベル
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だらんと垂れ下がっちゃった
栄光の手をご覧
私の有り様
その体が
無様に温まるまで
水膨れの跡が酷く
痒くて堪えるような
爛れた夢の続きを見て泣いていました
大事にしてた秘密のおまじない
ふと唱えたら
ぶる、っ
わけもなく 体が震えて
正気になった
文字すら読めぬ猿よ
「遺言は短めに」
たいそうお気楽に
済ませるのがいいわ
だらんと垂れ下がっちゃった
栄光の手をご覧
あなたの有り様
それはまるで日の光に翼をもがれた
イカロスのように
変わる事もなく終わる事もなく続く眠り箱のように
千代女
身に余る寒さと問いが襲いかかった
交差点に渦巻いている
悪意のある陽炎に
靴を履くのも怖くなって
泣いていました
鉄で出来た処刑台の
床から ふと伝わる
温度だけで 体が腐り落ちて
気が狂った
ぐわんと燃え上がっちゃった
栄光の手をご覧
肥大化した自我と
安物ブーツは脱ぎ捨てましょう
がさっ
私達もうきっと、逆向きの電車には
乗れないでしょう!
轢き潰してきた その全てに
一言懺悔と愛を
歩いていくんでしょう?
鐘の音が鳴る
あだぽしゃ
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝パジャミィ