放課後 体育館裏にて
天野白乃
(一応来たけど...あ)
そこには汐斗が立っていた。
天野白乃
あ、あのっ!ここに呼び出してどうしたんで...
暁汐斗
俺と付き合ってくれ!
天野白乃
?!
天野白乃
え、えっと、どういう...
暁汐斗
そのままの意味だ。俺と付き合ってくれ。
天野白乃
いや人違いじゃ...(ていうか開口一番なに?!)
暁汐斗
いいや、俺はお前に惹かれたんだ。正真正銘白乃に!
白乃はこんな汐斗を見たことがなかった。
天野白乃
(ま、まあ私もちょっと気になってたから...いいのかな?)
汐斗はずっと頭を下げたままだった。
天野白乃
わかった。いいよ。
暁汐斗
!
暁汐斗
あ、ありがとう!
そのときの汐斗はいつもの冷たい表情じゃない、無邪気な少年の様だった。
天野白乃
(なんか...可愛いなちくしょう!)
白乃は汐斗のギャップが面白かった。
暁汐斗
じゃあ、明日デートしよ!
天野白乃
(は、はあああぁ?!)
天野白乃
きょ、距離感が近い...!
ちなみに明日は土曜日ですよ
天野白乃
まぁ土曜日だしいいの...かな?
暁汐斗
わかった!ありがとう!じゃあ午前10時に白乃の家の前な!
そう言って汐斗は帰ってしまった。
天野白乃
(な、なんかトントン拍子すぎて逆に怖い!)






