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続き
Ama.
Ama.
麦
Ama.
こむは、自分の顔がコンプレックス、
つまり醜態恐怖症らしい。
写真を撮るなら顔が隠れたまんまで撮らないといけないし、
1枚だけ全顔のやつもあったんだけど、
呆気なく消されてしまった。
その件は正直仕方ないと思う((
麦
麦
麦
Ama.
Ama.
こむは自分の履歴が残ることを嫌がった。
前までは持っていたけど、あんまりいじんないし、
なんなら、普通に解約していた。
俺らが集合する時は、discordで話したりしてたんだけど、
生憎住所も知らないから確認出来ないし、スマホもないから、着いたかどうかすらも分からない時があった。
皆、こむに連絡先を伝えてはいたけど、
やっと電話をかけてくれたのは、消える前日の1度だけ。
本人は「イラストも連絡もアナログが好きだからさ!」と笑ってたけど、
今考えると、少しだけ妙な気がする。
麦
麦
声のした方へ目を向けると、麦がむっとした表情でこっちを見ていた。
麦
Ama.
麦
麦
こむは、自分の支払い分をテーブルに置くと、席を立とうとする。
Ama.
Ama.
Ama.
Ama.
Ama.
仕方ない、か...
Ama.
Ama.
Ama.
俺の態度に、麦は少しだけ申し訳なさそうな表情を見せた。
麦
麦
麦
麦
Ama.
Ama.
正直、まだこむ...麦と話をしたかった。
聞きたいこと、確認したいことは沢山あるし、
何より、また会えるだなんて思っても居ないからだ。
それでも、これ以上追求してしまったら、麦を不快にさせてしまうだけな気がした。
Ama.
麦
麦
麦
Ama.
帰り際、麦が微笑んでくれた。
その表情は少しだけ、こむに似ている気がした。
Ama.
Ama.
夜20時過ぎ、
活動が終わり、帰り道を1人歩く。
Ama.
俺があーいう話切り出したから、進まなかったんだろうな、
でも、仕方ないことだと思った。
1年ずっと待っていた相方と、瓜二つの少年に、突然出会ってしまったのだから。
Ama.
信号が青に変わるのを待ちながら、
今朝あった出来事を思い出す。
Ama.
街を照らす明かりをぼんやり眺めながら後悔を口にする俺の耳に、
??
あの子の声が聞こえた気がした。
驚いて横を見ると、そこには、
麦
麦
就活終わりであろう、麦の姿があった。
Ama.
Ama.
麦
麦
麦に疑われ、俺は慌てて被りを振る
Ama.
Ama.
Ama.
麦
麦
Ama.
気のせいかな、
今朝と比べると、元気がなくなっている気がする、
Ama.
麦
Ama.
Ama.
Ama.
麦
麦
Ama.
なんか予想が的中したらしい。
俺は、今朝の反省を踏まえて、麦とできる限り普通に接することにした。
極力、こむの話題は出さないように、
麦という、1人の就活生と会話をしようと心に決めた。
Ama.
Ama.
Ama.
麦
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