暇72(姫)
私はシクフォニ王国の姫ですわ
暇72(姫)
推しごと女子メーカーさんの力をお借りしましたの
暇72(姫)
それではどうぞですわ
『この王国の姫として』守るはずが...
暇72(姫)
わたくしがこの国を守るのですわ
いるま(毒使い)
あの、姫?
暇72(姫)
あら、いるまじゃない
いるま(毒使い)
最近貴方を狙っている輩(やから)がいるようです
暇72(姫)
それで?
いるま(毒使い)
どうしますか?
暇72(姫)
そうねぇ、わたくしが倒しますわ
いるま(毒使い)
姫はだめです
暇72(姫)
どうしてですの?
いるま(毒使い)
姫自らは危ないです!
暇72(姫)
...そのやつはどいつじゃ?
いるま(毒使い)
それが前髪がピンクのやつです
暇72(姫)
この前街でみたぞ?
いるま(毒使い)
!そうなんですね、その時なにかされませんでしたか?
暇72(姫)
なにもされなかったが、「好きです、ひめ」って言われただけ
いるま(毒使い)
!それ、危ないやつですよ
暇72(姫)
そうなのか?
いるま(毒使い)
はい(心配だな、姫)
暇72(姫)
そいつを倒すにはどうしたらいいんじゃ?
いるま(毒使い)
そいつの魔法すらわからないです
暇72(姫)
名前もわからない...恐ろしいやつじゃ
いるま(毒使い)
そいつの情報探してきます
暇72(姫)
待て。いるま以外に人がいないからお主としては不都合じゃろ?
いるま(毒使い)
そうですね、仲間が増えてからにしましょう
暇72(姫)
お主とこの城に籠(こも)って17年、お主だけが家族じゃ
いるま(毒使い)
俺も貴方だけが家族です
暇72(姫)
お主はわたしが守るのじゃ
いるま(毒使い)
いいえ、俺が守ります!
暇72(姫)
ふふ、頼りにしておるのうニコッ
いるま(毒使い)
(俺の命を変えてでもお嬢様を守りたい!)
わたくしの性別はわからないの






